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ルネのきままなアトリエ
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岐阜県郡上市:1810.4m

2006年11月5日(日) 
晴れ時々曇り
 夫と


▲山頂 雲石ももすり岩より別山を望む


リンクさせていただいている「風花的日常」の風花さんの記録で初めて目にした銚子ヶ峰。
地図で確かめると、古くから開かれた美濃から白山への登拝の道、美濃禅定道の途中のピークだった。

360度展望の開けた山頂から、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰の向こうに間近に聳える別山の眺めが圧巻らしい。
また、北アルプス、御岳山などの眺めも。
6月の残雪の時期に登りそびれ、今回、ブナ林の黄葉を求めての挑戦。

あいにく雲が多く、北アや御岳など遠くの山は見ることができなかったけれど、登山口付近は紅葉のピーク。
燃えるような木々の間を縫って山頂へと続く歴史の道。
深まりゆく秋をしみじみ感じた一日だった。
コース 広域地図   コース地図
 8:10 石徹白登山口
 8:20 大杉
 8:36〜8:47 ブナ林(朝食)
 9:25 おたけり坂
 9:55〜10:15 神鳩避難小屋(プレ昼食)
10:43 母御石
10:56〜12:26 銚子ヶ峰山頂(昼食)
12:45〜12:56 神鳩避難小屋
13:50〜14:05 ブナ林
14:35 石徹白登山口



前夜12時過ぎ、自宅出発。
名阪国道から東名阪、名古屋高速、名神と高速を乗り継ぎ、一宮JCTから東海北陸自動車道へ。
途中関SAで仮眠、朝を迎える。
白鳥ICで高速を降り、R156号を北上。道の駅白鳥を過ぎしばらく走ったところで、左折し桧峠へ。
急カーブの連続した道をぐんぐん登る。

登りきった峠付近、あちこちに路上駐車の車が停まっている。ここから大日ヶ岳へ、尾根道を辿るルートもあるらしい。後のために登山口を確認したかったけれど、あっさりと通り過ぎてしまった。

7時過ぎ、白山中居神社着。鬱蒼とした杉の巨木に囲まれた社殿が見える。。
鳥居の横にトイレと駐車場がある。
ここから石徹白(いとしろ)の登山口までは更に林道を走らないといけないけれど、登山口でトイレがあるかどうか分からないので、ここで用を足しておく。(登山口にもきちんとしたトイレがありました(^-^)v)



白山中居神社から左の林道に入る。
石徹白川に沿って、緩やかな勾配の道を走る。

この辺りから紅葉が圧巻だった。山の斜面全体が燃えるように紅葉している。
ほとんどが広葉落葉樹林なのか、それこそ、山の斜面全体が黄色や赤に染まり、朝の光を浴びて燃え上がっていた。
台高山脈や大峰山脈の植林された山のところどころ紅葉、という風景を見慣れた目には驚きだった。




山全体が燃えてます

石徹白登山口駐車場 

登山口
林道途中右手に駐車場らしきものあり。
新しく整備された八反滝遊歩道とのこと。
滝まで1時間もかかるらしい。

途中、舗装が途切れているところもあり、この先いったいどうなるの・・と、初めての道に少々不安を覚えたけれど、それほどの悪路でもなく15分ほどで石徹白登山口に到着。
20台ほど置ける駐車場と休憩所・トイレが整備されていた。

先着の車、4台。人影はない。
身支度をし、出発
銚子ヶ峰までは約3時間の道のり。
二人とも熊よけの鈴をしっかり付けて出発。

石徹白の大杉までは急な石段の登り。
420段あるらしい。相方が律儀に数えたが、数が合わんとぼやいていた・・。



石段の両側も目が醒めるような鮮やかさ

主にカエデ類

振り返ると・・・
向こうの山の斜面に朝日が当たり、眩いばかりだ
10分ほどで国指定の天然記念物いとしろ大杉に着いた。風花さんの記録でカメラを縦にしても収まらないと書かれていたけれど、なるほどすごい。

1800年前と言えば、まだ邪馬台国や卑弥呼の時代。
う〜ん・・・( ̄〜 ̄;)

幹に触れてみたい衝動にかられるけれど、周りに柵が張ってあった。(ロープ、切れてましたけど・・)
周りの地面を踏み固められてしまうと、根が傷んでしまうんだろうな。

樹齢1800年
樹高 25メートル
幹まわり 13メートル

大杉の前を通り、山道に入る。
ここからのブナ林の紅葉がまた素晴らしかった。


左手斜面の紅葉。


燃えるような木々の間を縫って・・
ブナ、ナラ、カエデ類に交じってナナカマド、ホオの木、それにトチの木が目に付く。白山にはトチの木が多いのか、取立山の登山口辺りでもよく見かけた。

紅葉を愛でつつ、朝食タイム
大杉から40分ほどで、左の木立の間から銚子ヶ峰らしき稜線が見える。山頂か、と思ったけれど、これは前衛峰だった。

まだ先は長い。

登るにしたがって、落葉してしまった木が目立つようになってきた。
登山口から大杉のちょっと上ぐらいが一番のピークだったみたい。

木の間から銚子ヶ峰前衛峰

おたけり坂
1時間ほどでおたけり坂に差し掛かる。
このコース一番の急登を強いられる場所らしいけれど、距離も短く体調も良好。

「おたけり」は「おたけぶ」と通じてるんやろか・・とかぼんやり考えているうちにあっけなく登ってしまった。
時間にして6,7分。
登りきったところに雨宿りの岩屋・かむろ杉の標識が立っていた。
かむろ杉は?
すぐ下の細い何本かの杉しか見当たらない・・。

上から夫婦らしき二人連れが下りてくる。今日初めて出会う登山者だった。
ずいぶん朝早く出発されたのだろうか?

雨宿り・・・できない・・痩せないと・・(^〜^;)

野伏ヶ岳方面の眺め
振り返れば野伏ヶ岳へと連なる稜線が見える。
雲が多く、すかっと遠くまで見渡せないのが残念だけど、一番向こうが野伏ヶ岳かな?
美濃の山、今まで縁がなかったけれど、登りたい山が見白押し。

・・山頂から別山は見えるだろうか?



銚子ヶ峰前衛峰へと続く稜線


神鳩避難小屋 いつか利用したい・・ プレ昼食
かむろ杉から30分もかからず神鳩(かんばと)避難小屋に到着。
驚くほどキレイな小屋だった。
中にはトイレもある。
冬季入口が軒下に付いていた。地面から3、4メートルの高さはある。あそこまで雪が積るのか・・。
室内もとてもキレイだった。
板張りの床には塵一つ落ちていない。
LPガス・シュラフ・毛布なども置いてあり、使用しても良い様子。


先程朝ごはんを食べたばかりなのに小腹が空いた。
小屋前の太陽がぽかぽか降り注ぐベンチでおにぎりをぱくつく。

鈴の音が遠くから聞こえてくると思ったら、下から単独の男性が登ってきた。

前衛峰 我慢して登る 別山が見えた!
避難小屋から小石の上に枯葉が積りちょっと歩きづらい道をだらだら行くと、前衛峰が近づいてくる。
頂近くに、母御石らしき大岩が見える。
母御石までは、ちょっとした登り。


尾根の左斜面から尾根に出た途端、右手前方に別山が見えた!
山頂付近は雲がかかっているけれど・・・。

南側から初めて見る別山。



母御石


母御石の側を登りきると、クマザサに覆われた広々とした稜線の向こうに銚子ヶ峰の山頂が見えた。
その右には別山。山頂部の雲も上がっている。
振り返れば大日ヶ岳へと続く山並み。左には、野伏ヶ岳への稜線。



山頂目指して稜線漫歩・・・なんと気持ちの良い道だろう!


銚子ヶ峰(1810.4m)山頂

母御石から10分余り、11時前、山頂に着いた。
広々とした山頂は、360度遮るもののない眺めが広がっていた。

北には、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰への稜線が連なり、その向こうにひときわ高く別山がどっしりと横たわっている。

一ノ峰までぐらいなら、一っ走りで行けそうな気がする。
「・・ちょっと行ってみいひん?」
おずおずと相方に持ちかけてみるが、もちろん、即刻却下された。

ま、そこで思いとどまって正解だったみたいで、帰宅後、風花さんの以前の記録を読むと、結構きついらしい。



山頂から北を見る





別山への稜線を2,3分行くと、雲石・ももすり岩の標識があり、左にそれらしき岩。
さらに、2、3分稜線を辿ってみる。


縦走路の西斜面を見下ろすと、原ノ平の広大な台地が広がる。
霞んでいるけれど、大長山から福井県の最高峰経ヶ岳も見えた。



ももすり岩より西〜南を見る



ももすり岩より北を見る



縦走路東斜面を見下ろす

中腹の紅葉が、午後の光の中で紫色に霞んでいる。


一ノ峰に後ろ髪を引かれつつ、山頂に戻る。

登りながら食べてばかりだったので、お腹が空いていなかったけれど、すぐに下山するのももったいない。
果物やらデザートやらを食べながら、山頂でぐずぐずする。


リンゴ・柿・いなりずし など・・ バナナチョコクレープとコーヒー
ももすり岩
高いでっぱりには登ってみたい・・(^〜^;)



山頂より南東の眺め・・中央:薄っすらと大日ヶ岳・・・結構距離がある


12時30分、山頂を後にする。



銀色に波打つ笹原を戻る

母御石・・やはり登ってみる
(^〜^;)

秋のお山でかくれんぼ・・なんのこっちゃ・・(^〜^;)


振り返れば、鮮やかな秋の山道・・



神鳩避難小屋から大杉まで、誰にも出会わず、深山の秋を独占する。
大杉手前で人の声がして、杉の前で6,7人の観光客がいた。
石段を下る途中でも、登ってくる観光客に出会う。

鮮やかな紅葉に見惚れながら、下手な写真を撮りつつ、2時30分登山口に戻ってきた。




若い頃は美濃を通り越して、もっぱら信州の山にしか目がいかなかった。
最近になってやっと、いろんな方のホームページを通して美濃の山々を知った。今まで名前も知らなかった山々・・。
山レポを読み、登りたい山がどんどん溜まっていく・・(^〜^;)

しかしな〜、名古屋を通り越してまだその先の山に日帰り登山なんて、時代も変わったもんだな〜・・としみじみ思う今日この頃です。
でも、高速代が・・・(T〜T)


コミネカエデの赤ちゃん

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