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ルネのきままなアトリエ
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岐阜県・長野県:標高1730m
2006年2月25日(土) 
快晴 
夫と
コバルトブルーの空。彼方に真っ白な南アの連なり。
天上の林道を行くドラ○もん改めガンダム!


(帰路)山頂から神坂小屋に下りて行く・・・少し薄雲が広がってきた

一昨年、大台の三津河落山をご一緒した風花さん達の記録で富士見台を知った。

コバルトブルーの空。春本番を思わせるぽかぽか陽気。
彼方に白く連なる南アルプスを眺めながらのスノシューハイク。
満ち足りた一日でした。

帰ってから、写真を見た息子、
「お母さん、ガンダムみたいやな〜」
えっ?そんなにカッコいい?
「いや、体型が・・・」

ガーン!!・・・4頭身・・・Σ( ̄ロ ̄|||)

・・・国民年金、来月から自分で払ってね・・・(T^T)

(ガンダムをご存じない方はここをクリック)

コース 詳細地図     
10:07 ゲレンデトップ展望台
10:40〜11:00 レクリエーションの森案内板
11:27 神坂峠
11:41〜12:12 万岳荘
12:39〜12:48 神坂小屋
13:00〜14:00 山頂
14:21 万岳荘
14:33 神坂峠
15:48 ゲレンデトップ展望台



朝5時、自宅出発。星が美しく瞬いている。
名阪国道から東名阪に入り四日市を過ぎた辺りで日の出を迎える。

天気予報では今日は広い範囲で晴れ。4、5日前の予報ではだった。
「この季節の予報は大変難しいので、最新の予報をご覧ください」などと、お天気キャスターが何度も言っているのを、「苦労してるねんな〜」と苦笑しながら聞いていたが、天気の好転は大歓迎だ。これが逆だったら、苦情を言う人もいるんだろうな。

中央道に入り、中津川の手前辺りから恵那山の大きな山塊が前方に見えてくる。地図を見ると、富士見台は恵那山トンネルの丁度真上に位置するみたい。

恵那山トンネルを出てすぐの園原ICから5分程で、ヘブンスそのはらスキー場着。10ほどある駐車場の既に第4まで詰まっている。

ゴンドラチケット売り場で10分ほど並ぶ。
ここはスノーボード禁止だそうで、辺りは小さな子供を連れた家族が多い。
登山者の姿は見当たらない。

朝日を背にしてどっしりとしたシルエットが浮かび上がる レンタルスキーは90分待ちだとか・・・いやはや、ごくろうさん、としか言いようがない 家族で賑わうゲレンデを前に、呆然と立つおじさん
恵那山(神坂SAから) ゴンドラチケット売り場 ゲレンデのオジサン

ゴンドラ山頂駅から、初心者ゲレンデを7、8分歩きゲレンデトップに上がる第2クワッドリフトへ。
なるほど、風花氏のレポにあったとおりだ・・・。家族で賑わうゲレンデに、しょぼい中年登山者夫婦は、ちょっと違和感がある。(でも、まだ二人だから、そんなに目立たない・・・(;^_^A)

青い空が目にしみる やっぱり南アは高いな〜
第2クワッドリフトでゲレンデトップに 雲上の南ア(ゲレンデトップ展望台から)
右下にゲレンデを見ながら、リフトでゲレンデトップへ。
ぽかぽか春のような陽気。

リフトを降りて、すぐ上の展望台に登る。
展望台からの眺めは圧巻だった。
雲上に浮かぶ南アルプスの連なり。
これを見られただけでも、はるばる来た甲斐があった。
展望台の横から尾根を乗り越して林道に 快適な林道歩き・・・何もスノーシューを履かなくても・・・
展望台横より登山道に入る 林道を行く
展望台の横から、尾根を乗り越し2、3分で裏側の林道に下りる。

万岳荘までは3,5キロメートルの林道歩き。


林道の雪は思ったより少ない。
スノーシューを着けなくても快適に歩ける。・・・というより、履かない方が速く歩ける。
けどね・・・せっかくのスノーシュー、このまま担いで歩くのも癪だ。

何も、歩きにくいものをわざわざ履く必要もないけれど・・・。ほとんどハズミで買ってしまったスノーシュー、・・・元をとらなきゃ・・・。(いつもながら、考え方が、せこい・・・)

ずっと南アを見ながら・・・ 雪の結晶の一つ一つに、宇宙の神秘がある
落葉松の斜面の向こうの南ア 光を反射して キラキラと・・・
スノーシューを着けている横を、カンジキを担いだ男性と、スノーシューを担いだ二人組みの男性が通り過ぎていく。

単独行の方は、飯田市にお住まいのNさんとおっしゃる方。この後、レクリエーションの森まで後になり先になり、言葉を交わさせていただきながら歩く。
日陰の雪は締まっている。
陽の射しているところの雪面は融けかけて、スノーシューにはこちらの方が歩きやすい。

雪面の氷の結晶が、光を反射してキラキラッと光る。
例えようもなく美しい。


帰路撮影した画像です 帰りも一緒になった男性二人連れ
広河原からの林道 振り返る


少し下ると、左側から大河原からの林道と合流する。「崩落の恐れがあり危険なため全面通行止」の標識がある。

彼方に南アルプスを眺めながら、(後続の方には申し訳ないけれど)踏み跡のない雪面を選んで歩く。
少し行くと、先程追い越していった二人組みがスノーシューを履いている。
(彼らとも、後になり先になり・・・。富士見台には登らず神坂山に行かれたらしいが、帰りも一緒になった。)


Nさん、今も素敵ですが、お若い頃もさぞや・・・と・・・ 南からの眺めなので、どの山がどれか分からない
レクリェーションの森 飯田市のNさん 中央アルプス

レクリエーションの森の案内板は、1668,8のピーク(Nさんに高根山と教えてもらう)
から北東に張り出した尾根の先端にある見晴らしのよいところ。
間近に中央アルプス、そして、右手遥かに南アルプスが遮るものなく望める。

Nさんが中ア、南アの山座同定をしてくださる。
「ここから見える山は全て登りましたよ。」と、穏やかにおっしゃる。少しも奢ったところがなく上品で物静かな紳士。(こういう方とお話させていただくと、こちらも落ち着いた穏やかな気持ちになる・・・それでは、ごきげんよう・・・ってなカンジ・・・)

レクリエーションの森から、手前の山の間から、ちらっと真っ白な富士見台山頂が見えた。(Nさんが教えてくれた)
・・・先は長い。というより、まだ歩き始めたばかりだ。


これで霧氷が見られれば・・・というのは、欲張りですよね・・・ 完全装備・・・これ以上、シミ・シワ・たるみをつくれませんもの・・・え?中身が問題・・って?
すっぽり雪に埋もれた林道 何やら怪しげな・・・
今日は高根山を回って帰られるというNさんと別れ、尚も林道を辿る。
周囲はほとんどが落葉松のようだ。芽吹きの頃や、秋の黄葉もさぞや素晴らしいだろうな。

少し行くと、恵那山の神坂ルート(パノラマルート)の登山口がある。

林道歩きにも少々退屈してきた。
神坂峠まで稜線歩きをしようかとも思ったけれど、初めての山。トレースもないし、もう少し林道を我慢して歩くことにする。
ひゃ〜結構下りがきついわ〜 何も、回り道をしなくても・・・
斜面を下る   〜スノーシューの本領発揮〜
神坂峠手前の小さなピーク手前で、林道を離れ左手の斜面に入っていく。
大体の見当をつけて、ふかふか雪の斜面を登っていく。

スノーシューの本領発揮。やっぱり少しは出番がないと寂しい。
ピークを乗り越し、少し勾配のきつい斜面を下る。
よく見れば、数日前のだろうか誰かが下った跡がかすかに残っている。

10分ほどで神坂峠の手前の林道に出る。


日当たりの良い神坂峠は、ほとんど雪が融けていた。
下からの林道も峠付近は、アスファルトの路面が出ている。

万岳荘までは更に林道を10分。
木の間越しに立派な建物が見えてくる。
皆さんのホームページで写真は目にしていたけれど、想像以上に立派な建物だ。手前に「駐車場ご利用の方は、万岳荘までお知らせください」と書いてある。
今更ながら、「あ〜、ここまで車で上る事ができるんだ〜」と驚いてしまった。

峠に下りていく 堂々とした建物だ 木の階段が見えてます
神坂峠 (案内板・・クリック) 万岳荘 雪が・・・ない!!

万岳荘は、2階の避難部屋と1階のトイレが開放されている。
2階のベランダで朝から一緒の男性二人が食事の準備をしていた。

快晴、無風。昼食は山頂でとることにして、小腹が空いたのでとりあえずパンおにぎりで一息つく。あと、チョコ

ゆっくりしている間に、半時間が過ぎていた。
スノーシューを着けて出発。万岳荘の左手を登っていく。

ところが・・・50メートルも行かないうちに、雪が・・・ない!!
階段状の登山道の雪が融けて地面が露出している。
左手の雪の斜面をを登ろうか・・・とも思うが、ここは忠実にルートを行くことにしてスノーシューをはずす。


青空めがけて登っていく 帰路はこの上をスノーシューで歩いた
再びスノーシューを履く 登りきると・・・また、雪がない!

・・・が、それも30メートルほどの間だった。再び道は雪に覆われる。融けかけのベタ雪で、一足ごとにズボッ、ズルズルと、もぐりこんで滑る。
再びスノーシューを履く。
調子よく斜面を登っていく。汗ばむような陽気。

・・ところが登りきると・・・やっぱり雪がない!
また、はずす。

緩やかに登り、左に回り込むと神坂小屋に出た。
すぐ向こうに白く雪で覆われた富士見台の山頂が見える。


こぎれいな小屋です ここから恵那山は・・・結構きつそうだけど・・・そのうち!・・でも、やっぱり、眺める山、かな?
神坂小屋 恵那山を望む(神坂小屋より)

神坂小屋は二棟の木造小屋で、こじんまりしているけれどしっかりしている。
ガラスのはめ込まれた窓もあり、居心地は良さそう。
中を確かめなかったけれど、風花さんたちはここで食事をされているので、開放されているのだろう。


後ひと頑張り!  あ〜あれが、例の雪屁か・・・
 神坂小屋より (左手ピーク:富士見台山頂  中央:中央アルプス 右端:南アルプス北部)

山頂までは緩やかに雪の斜面が続いている。
で、またしてもスノーシューを履く。

これで何度着けたりはずしたりを繰り返しただろう。(正解の方には粗品進呈!)

着脱を繰り返す スノーシューを履いた姿が、特にガンダムっぽい・・・それに、武器まで持っている(ストックですけど) 岳人・・・っぽいアングルで・・・
また着ける ガンダムかあさんが行く 上、雪屁ですけど・・・

山頂まではもう一頑張り。
手前のピークへと連なる稜線には東側に1メートルほど雪屁がせり出している。
はは〜ん、あれが風花レポに書いてあった問題のやつやね〜。
雪崩の危険性を考えて、風花氏は下を通るのを避けたらしいけれど・・・。
こんな春めいた陽気の中では、雪崩なんてちょっと考えられない。(・・・って、あんた、そんな時が一番危ない!)

ま、とりあえず相方を先行させて様子をみることにしよう。(ずるっ!)

崩れは・・・しないと・・・思う・・・(根拠なし) トレースのないところを選んで歩く
山頂手前の稜線の雪屁 雪屁の下を足早にトラバース


上のピークの雪はほとんどありませんでした
雪屁を振り返る

神坂小屋から15分もかからず、山頂着。
登りつめた山頂は、南北に細長いドーム状の広場。
向こうの北側に三角点がある。

山頂からの眺めは圧巻だった。

やっぱり、高い!!
南アルプスが・・・ほぼ全山見渡せる

南側から眺めると、どこがどの山だか分かりません・・・
↑中央アルプス
おお!穂高も!一週間後にはあの麓からそそりたつ氷壁を仰ぎ見ている・・・はず
               中央↑:御岳山           右手↑:乗鞍岳  ↑穂高連峰
富士見台山頂は南北に細長い
↑南には恵那山がどっしりと横たわる

ひとしきり眺めを堪能して、やっと昼食に取り掛かる。

今日はキムチ鍋
あれ?いつもと一緒じゃないか、って?
ブー、残念でした!今日はうどんが付いてません。(・・・しょうもないこと書いて・・・とても虚しいです・・・(^〜^;))

家の台所もこれだけ眺めがよければ、せっせと調理に精を出すのに・・・ レシピをお知りになりたい方は、メールください( ̄ー ̄) 栄養たっぷり、ボリュームたっぷり!!・・・次回は相方にやってもらおう(-_^)
哀愁ただよ・・・わない後姿 味噌キムチ鍋(餅入り)

しばし現実を忘れる・・・あれ?「現実」が側にいる・・(;´_`)・
やっぱり記念撮影・・・嬉しそうだ・・・

たっぷり眺望を楽しみ、コッヘルいっぱいのキムチ鍋をお腹に流し込み、心もお腹も満ちたりた。

既に2時になろうとしている。
空には薄雲が広がり始め、くっきりと見えていた南アの稜線も何やらぼやっと霞んできた。結局、山頂には誰もやってこなかった。

そろそろ下山しよう。
ゆっくり歩いても、リフト最終時刻4時10分に十分間に合う。


トレースのないところを選んで下りていく
万岳荘へと下りてゆく ガンダム母さんも下りてゆく・・・
現実を見つめながら下りてゆく・・・
万岳荘への下りは、右手の雪のある斜面を快調に下りる。(やっぱり登りもそうするべきでした・・・)
人生は、重き荷を背負いて長き道を行くが如し

神坂峠の手前で、朝の男性二人組みと一緒になる。
「山頂には来られなかったんですね」
と、声を掛けると、「今日は神坂山に登りにきたんです」との返事だった。

またしても、彼らと後になり先になりながら長い林道をスタート地点へ。

いったん融けかけた雪も午後になって風が出てきたせいもあるのだろうか、日陰の雪面は表面がパリッと固まっている。
足を踏み入れると、バリバリッと表面が割れて足がもぐりこむ。
本当にモナカ雪だ。上手く表現してるよな〜。

融けてますね〜 雲が出てきましたね〜 稜線は隠れてしまいましたね〜
神坂峠を過ぎ・・・ レクリエーションの森を過ぎる頃には・・・ 南アの稜線は雲に隠れて見えなくなっていた・・・

少し寒くなってきましたね〜
はい、スタート地点に戻ってきました!
ふ〜、結構疲れました〜(^〜^;)



恵那山トンネルを越えて日帰り、なんて今までは考えられなかったことです。
山歩きを楽しんでいらっしゃる方のホームページを覗かせていただくようになってから、遠い山が少し近く感じられるようになりました。

それにしても、皆さん方の行動力とパワーには脱帽です。
この世界に足を踏み込んでしまったワタシ、自分の足元を見ることを忘れないように・・・と自戒する今日この頃です。

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