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ルネのきままなアトリエ
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奈良県・三重県:標高1235m
 2006年2月9日(木) 曇り時々雪 
厚あげちゃん夫妻と

山頂はもうすぐ 霧氷のトンネルが続く
山頂手前の稜線を行く

厚あげちゃんから三峰山のお誘い。ご主人も同行してくれるという。二つ返事でOK。
11月の倶留尊山で見事、高所恐怖症を克服した厚あげちゃん。以来、時折入るメールには並々ならぬ山への意欲が窺えた。

厚あげ 「次はいつ登るの?」
Gパンでは歩かれへんよ〜。
厚あげ 「ズボン買いました!」
スニーカーではね〜。
厚あげ 「靴、買ったよ!ザックも!」

う〜ん、けど、山はもう冬やし、雪道歩きはきついしな・・・。
厚あげ 「山、登ってる? お誘い、待ってますよ〜!」

で、しびれを切らした厚あげちゃんからの三峰山お誘いメールだった。

彼女の高校生の息子さんは登山部。そして、ご主人は長年ボーイスカウトの指導をされていて、山やキャンプの経験も豊富だ。
こんな恵まれた環境にあるのに、彼女は今まで山への関心はほとんどなかったみたい。

・・・というわけで、厚あげちゃんのご主人に導かれて、霧氷の三峰山へ出かけることになった。


コース
 10:20 御杖青少年旅行村(駐車)
 10:50〜10:55 不動滝
 11:54〜12:05 避難小屋
 12:19 三畝峠
 12:38〜13:13 山頂(昼食)
 13:21〜13:25 八丁平
 14:17〜14:56 登り尾山小屋
 15:16 旅行村駐車地


今日は厚あげちゃんのご主人の車に乗せていただいた。
後部座席で厚あげちゃんとぺちゃくちゃおしゃべり。快適!
曽爾村に入ってから、ご主人が寒さに震えながらチェーンを着けている間も暖かい車内でしゃべっていた。

「手伝ったほうがええかな〜」

「(手伝わなくても)ええんちゃうん〜」
「あ〜、そ〜」
てな調子で・・・。

・・・VIP待遇だ。
出来ることなら、このまま三峰山の頂上まで車のシートに座ったまま・・・なんてわけには・・・いかないよね・・・。


真っ白な山容が横たわる
行く手に真っ白な三峰山  神末より
このまま暖かい車内でうとうとしていたい
10:20 旅行村出発
御杖村神末の集落から前方に真っ白な三峰山が。
これで青空が覗いてくれれば言うことないんだけれど・・・。

御杖青少年旅行村ゲート前の駐車場には、先着の車2台。
身支度をして出発。
今日は不動滝ルートを登る。
林道をしばらく行くと、道はうっすら雪が覆っている。
すぐに登り尾ルートへの分岐がある。
その斜面を見て厚あげちゃん、
「どこに道なんかあるの?!
何にもないやん!!
山だけやん!!」と叫ぶ。
ふふふ・・・、今日も笑わせてくれそうだ・・・。

すたすた山道に入っていく厚あげちゃん
林道から不動滝ルートに入る
堂々とした不動滝
10:55 不動滝で水を調達するご主人 
・・・と、その時は思ったのだけれど、それから先は意外な展開をみせたのだった。

林道から不動滝ルートの山道に入る。
あれ?厚あげちゃん、何も言わない・・・。

すぐに不動滝。冬とはいえかなり水量もあり、見ごたえのある堂々とした滝だ。滝の両側の飛沫が凍っている。
橋の下の見事なツララ
見事なツララ
滝を横から見る
滝の手前の橋の下に長いツララが出来ている。
その橋を渡り、右手斜面から滝の上に出る。

滝の上から間近に氷が見られる。
ジグザグに斜面を登っていく。

11:04 植林帯の道が続く

11:23 厚あげちゃんのアイゼン装着を手伝うご主人
鹿よけネットを二つくぐり、ずっと植林帯の中、階段状の道が続く。
雪が薄っすら積って滑りやすい。ダブルストックにすがりながら、よたよた登る私の前を、厚あげちゃんは何も言わずすたすた登っていく。
・・・おかしい・・・。様子が違う・・・。

先頭を快調に登っていくご主人は、時折立ち止まって後ろを気遣ってくれる。
滝から20分あまり登ったところで、アイゼンを着ける。

11:53 避難小屋

12:14 霧氷の杉林の中を登る
不動滝から一時間弱で、登り尾ルートとの合流点にある避難小屋着。
中には誰もいない。小休止。
いつもの
アンパンを食べてエネルギー補給。

小屋のすぐ上から霧氷が見られる。

12:14 人工林もこんなに美しい

12:19 すぐ向こうに三畝峠
杉の幹にも枝にもびっしりと霧氷が付いている。
杉林を抜け、自然林の中を10分足らずで三畝峠に着く。
三畝峠の少し手前から自然林の霧氷が美しい。
時折粉雪が舞ったり薄陽が射したり。
霧氷をカメラに収めながら快調に登っていく厚あげちゃん。


八丁平との分岐

山頂への稜線を辿る
峠から八丁平への分岐はすぐ。山頂への道をとる。

12月に来た時は青空だったけれど、寒さが緩んで霧氷は融けかけていた。
今日は一日気温は余りあがらないようだ。
北側斜面が切れ落ちた稜線を緩やかに登っていく。
細い枝先の一本一本にもびっしりと張り付いた純白の霧氷。
不動滝からのしんどい登りの疲れもどこかへ飛んでいく。


御岳山ビューポイント

ビューポイントからの眺め
北側に展望が開けたところ、晴れていれば神末の集落の向こうに古光山、倶留尊山などの室生の山並みが広がっているけれど、今日は雲の中だ。

厚あげちゃんは相変わらず撮影に余念がない。
・・・厚あげちゃん、今日は変だよ。
あの曽爾高原の亀山の斜面でさえ私に「そんな崖っぷちに行ったらあかん!!落ちたらどうすんのーー!!」と叫んでいたのに・・・。
今日は崖っぷちに立ってクールにカメラのシャッターを切っている。
・・・まるで別人だ・・・。
もしかしたら、本当に別人かも・・・。

霧氷のトンネルを行く

写真を撮りながらゆっくり歩いて、峠から20分弱で山頂着。
山頂は木がない分、風が結構きつい。
記念撮影し、霧氷の撮影に走り回る。

12:38 山頂着  あいにくの眺め

記念撮影

マーク・・・ご主人提供画像

  こっちもきれいやで〜

  は〜い、こちら向いてくださ〜い
山頂にて

  イェーイ!!

ああ、忙しい・・・

風を避けて、山頂から八丁平に少し下った林の中で昼食にする。
お湯を沸かし、暖かいカップ麺。厚あげちゃんのおにぎりも頂く。

「あっ、箸がない!」と厚あげちゃん。
でも、大丈夫。
ご主人がナイフで器用に枝を切って作ってくれた。頼りになるなあ〜。

それにしても寒い!!
さらさらと粉雪が吹き付ける。

早々に切り上げ八丁平へ。


暖かいカップ麺が美味しい!

ご主人作のお箸

八丁平への下り、林の中を即席ソリで滑ろうと試みる。
冷ややかにこちらを見る厚あげちゃん。

厚あげ 「ソリなんてどこが面白いん。寒いだけやん。」
面白いで〜。ズリズリ・・・。
厚あげ 「全然分からんわ。しょうもな。寒っ。」
情け容赦ない。

懸命にズルズルを試みる私を、慈愛に満ちた眼差しで見守るご主人。
・・・何だか自分がとんでもない間抜けに思えてきた・・・。
やめとこう・・・。

八丁平は強風が吹きつけていた。
カメラのシャッターを切る間に、指の感覚がみるみる無くなっていく。


 厚あげ「うう、寒いな〜」
   ルネ「こんなん、へ〜っちゃらや〜」
(ルネはん、あんた、自前の肉布団、着てはりますやんか〜)


  うう・・寒っ・・・けど、写真写しとこう・・・

八丁平より三峰山頂を見る

こんなに寒かったら、かなんわ〜
帰ろ帰ろ〜

  ああっ!あっちもきれいやで〜!
写しとこ〜

手袋着けたりはずしたり・・・忙しなぁ〜



写真いっぱい撮ったから、もう用はないわ。
帰ろ帰ろ〜


ココア、コーヒー、ポタージュスープ、お好み次第
(登り尾避難小屋にて)
寒風吹きすさぶ八丁平を後にし、三畝峠を過ぎ登り尾ルートへ。
もう少し天気が良ければ、新道峠に行きたいけれど、次回の楽しみに取っておきましょう。
避難小屋を過ぎ、どんどん下って、あっという間に登り尾林道終点の避難小屋に着いてしまった。
ここにも人気はない。

小屋でご主人に暖かいココアとコーヒーをご馳走になる。
指導されているボーイスカウトの話やら、楽しい話をしているとあっという間に時間が過ぎてしまった。

小屋から旅行村までも、すぐだった。
ちらほらぼたん雪が降る中、振り返ると三峰山は雲の中に入って見えなくなっていた。



 不動滝ルートの林道にに戻ってくる


山頂は雲に隠れて見えなくなっていた。


帰りに、厚あげちゃんの家にお邪魔して、パワーアップの秘密が分かった。
「こんなん、出来る?」
と、厚あげちゃんが見せたのは、何やらややこしい腹筋運動。
「最初は5回しかできひんかってんけど、今は30回できるようになってん。
習慣になってしまって、これをしないと寝られへん。」

厚あげちゃん、あんたはやっぱり偉いよ〜!!

真似をしようとして、トドのように寝っ転がったまま、しみじみそう思った。

(ご主人、厚あげちゃん、お陰でとても楽しい一日でした。また連れて行ってくださいね!もちろんVIP待遇で!)

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