7:35 丸山ケルン着。
この辺りから、ちらほら下からの登山者に出会う。
まだそれほど暑くはないけれど、余りにも良い天気だと、登りは辛いだろうと同情してしまう。
またまた思い出話で恐縮だけれど、子どもと一緒に登った時はピーカン。
歩いても歩いても、唐松小屋に着かなかった。
「あとどれくらいで着くの?」
「もうちょっと・・・」
「あとどれくらい?」
「もうちょっと・・・」
こんなやり取りが延々と続いた。
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その時は、空には一筋の雲さえなかったのに、小屋の手前で急にガスが湧き、パラパラときたかと思うと、次の瞬間にはバケツをひっくり返したかのような雨になっていた。
滑り込みセーフで小屋に。
一晩中暴風雨止まず。
窓に叩きつける雨音を聞きながら、翌日天候が回復しなければ、どうやって子どもを下山させようかと一晩中眠れなかった。(そんなら最初から連れてくるな・・・と言われるかもしれませんが・・・('〜')
幸い、翌日は嘘のようにカラッと晴れ上がった。
・・・遠い思い出・・・。 |