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母公堂には先着の車が2台。
5人のグループが出発の準備を始めているところだった。
空にはまだ雨雲が垂れ込めている。
法力峠までは緩やかな登りだけれど、台風で折れた小枝を踏みしめ歩く。
倒木を跨ぐ箇所も2,3ヶ所あった。
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母公堂 |
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沢の水もいつもの倍以上にもなっていた。
押し流されてきた小石や木の枝が積っている。
50分ほどで法力峠。
先発の5人の方が休憩されているのにつられて小休止。
●法力峠(8:20〜8:30)●
辺りはしっとりと湿った空気。
まさかに備えて、雨具をザックのトップに入れ直す。
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小石や枯葉が押し流された沢 |
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山上辻までの道も、道が小川のようになっているところもあった。
斜面のあちこちから水が湧き出している。
が、天候の回復は早かった。 |
まだまだガスの中 |
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法力峠から20分も行かないうちに、ガスで白く煙った林の中に、太陽の光がさあっと差し込んできた。
みるみるうちにガスが上がっていき、青空が広がっていく。
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青空が眩しいね |
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たっぷり水分を吸って瑞々しい |
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橋の崩壊現場(傾いて通行不能になっていたところ)にくると、橋がない!
あ〜、とうとう撤去したんや〜。
けど、鉄で出来てたから、相当重かったやろな〜
などと言いながら、下を見てびっくり。
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おや、橋がない! |
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橋が落ちていた。
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益々青さが増していく空を眺めつつ、
あ〜、やっぱり葉が食べられている・・。
が、辺りを見回すと、全てのブナが被害にあってあるのでもなさそうだった。 |
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