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★アクセス:名神京都東ICから湖西道路へ→真野ICから国道477・R367へ→梅ノ木で左折、生杉方面へ→小入谷→小入谷越P (奈良方面からだと京滋バイパスを大阪方面に向かい大山崎JCTから名神が一番近いようです)
●百里新道登山口 (10:15)● 小入谷越の百里新道登山口には先着の車2台。 大きな標識もあり。 百里新道は県境尾根から南に延びた長い尾根に付けられた道。 登山道のほとんどが自然林の中を行くらしい。 登山口から10メートルも登ると・・
登りながら、ずっと気になっていた左の尾根。 樹間から白いガードレールがずっと上まで延びているのが見える。 あんな上まで林道があるの? いえ、林道があるのも福井に抜けるのもガイドブックで知っていましたけど、 どうせ、ロクな道じゃない(すみません・・)と思っていた。 つい先日大峰の高塚山で崩壊林道を歩いたばかりだったし・・(×_×;)
途中少し植林帯もあるけれど、すぐにまた自然林に戻る気持ちのよい道。 P805手前付近で、上から鈴の音が聞こえ単独男性が下りてきた。 聞くと、私の前にもう一組ご夫婦が登っているらしい。 今日の登山者はどうやらこの3組だけみたい。 P805手前の斜面 ●P805 (11:20)●
休憩するのは県境尾根に出てからにして、更に登ること10分。 ●県境尾根(高島トレイル)出合 (11:45)● 登りついた県境尾根は、薄暗い植林帯。 標識が林立している。 ここが高島トレイルか・・・。 右に尾根を辿る。 ここまでほとんど休憩していないので少し先で小休止。
尾根が狭くなり目の前に山頂が聳えていた。 後高度差100メートルほど。 登りの手前、右に展望が開ける。 辿ってきた百里新道の尾根。 遠くに比良山。蛇谷ヶ峰と武奈ヶ岳・・・らしい 最後の登りは100メートルほどを一気に登ることになるのだけれど・・・ 斜面を見上げて・・・ うわーー!! もうほとんど落葉していたけれど、 所々にまだ色鮮やかな木々が青空に映える! すぐその上に山頂は見えていると言うのに、 この美しい斜面に我を忘れ、デジカメのシャッターを押し続ける。 なかなか山頂は近づいてこなかった(^^ゞ やっとのことで辿り着いた山頂には、ご夫婦が一組食事をされていた。 「ずいぶん遠くから鈴の音が聞こえているのに、 なかなか近づいてこないわね〜って言ってたの」と奥さん。 ●百里ヶ岳山頂 (12:15〜12:55)● 山頂 昔は百里四方が見渡せるほど展望が良かったことから名づけられたという山名。 その後木が生い茂って展望がきかなくなったらしいが、 この数年、山頂の木を切り開いて見晴らしを良くしたらしい。 一等三角点 931.3m 一応記念撮影 食事をしながらご夫婦といろいろ言葉を交わす。 賑やか過ぎる山はまっぴらごめんだけれど、 誰にも出会わず一人っきりの山というのも寂しい。 こんな穏やかな暖かい陽射しが降り注ぐ晩秋の山の頂で たまたま巡り会った方でも、共に感動を分かち合える人がいるのは嬉しいことだ。 ご夫婦が下山された後、しばし独りの山頂を愉しむ。 気になったのが この箱↓ 「山頂のおと」 記念の書き込みをするノートでも入っているのかと思ったけれど、 出し入れ口はない。 叩いて音を出す箱・・らしかった。 一応、たたくと・・・ くぐもった鈍い音がした。 下りもやはりデジカメのシャッターを押し続け(^^ゞ けれど・・かなり勾配のキツイ斜面だったんやね・・ ●県境尾根出合(13:15)● 県境尾根(高島トレイル)を西に辿る。
白石山の手前でちょっと登りがあったものの、緩やかな稜線が続いている。 根来(ねごり)坂峠手前のピーク 白石山から南の尾根にテープが付いていて踏み跡があった。 根来坂峠をショートカットするルートのようだったけれど、きょうはパス。 根来坂峠を回る。 一番古いと云われる鯖街道の峠を通ってみたかった。
●根来(ねごり)坂峠 (13:45)● 根来坂峠はいくつかある鯖街道のもっとも古いルートと云われているらしい。 若狭越えの峠道。 往時はここをたくさんの人が行き交ったのだろう。 歴史を見つめてきた苔むしたブナの古木と石碑に遠い昔を想う。
焼尾地蔵で休憩されていた山頂のご夫婦に追いついた。 焼尾地蔵 百里新道の尾根が間近に横たわる。 植林の緑と色づいた広葉樹のコントラストが美しい。 再び山道に入り、20分ほどで大倉谷出合の登山口に出た。 ●大倉谷出合 (14:35)● ススキの穂が金色に輝き、どことなく懐かしい景色 小入谷バス停で左折。 広い山道に入り、7,8分で百里新道登山口に戻ってきた。 ●百里新道登山口 (14:55)●
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