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ルネのきままなアトリエ
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                             〜新緑のブナ林に酔う〜
     
大峰山系:川上村:標高 1345.8m
2008年6月10日(火) 
晴れ時々曇り  単独


▲山頂のブナ林
大所山(おおどころやま)、百合ヶ岳とも呼ぶ。
山上ヶ岳の北の方角にある。五番関のちょっと南から派生した尾根上の一つのピークだ。

数年前初めてその名前を耳にしてから、気になっていた山。
山頂は美しいブナに囲まれているらしい。
登山口近くの落差50メートルの琵琶の滝も、なかなか見ごたえがあるらしい。

梅雨の晴れ間、思い立って出かけた。

もたもたしている間に出遅れてしまった。
山に行くからといって、家族の弁当作りをサボれない。
ワンコの散歩も欠かせない。

自宅を出たのはもう9時前になっていた。
あ〜、今から登れるかな・・

晴れとは言うものの、ぼんやり霞んだ重たいお天気だ。
葛城・金剛も霞んでほとんど見えない。
5分ほど走り、財布を忘れたことに気付き引き返す。

今日はもう、やめとこ・・かな・・。
そんな思いも頭をよぎるが、車はR169を川上村へ。


コース 広域地図    コース地図             
10:45 下多古林道駐車地(ヘリ集材所)
11:00 琵琶の滝遊歩道途中 登山口分岐
11:15 琵琶の滝展望東屋
11:25 琵琶の滝遊歩道途中 登山口分岐
12:55 稜線分岐
13:05〜13:30 大所山山頂
13:40 稜線分岐
14:35 駐車地
map※小休止省略




どうでもいいことなんですが・・

川上村に入り大滝ダムのダムサイトを過ぎる。
焦る気持ちでいつも以上にスピードUP!
あっ!!
道路脇の茂みから水色の制服がチラッと目に入った。
考えるより早く、足がブレーキを踏んでいた。
○ピ○ド○○の○○○○りだった。(何のことやねん・・(^^ゞ
すぐ先で、同じく制服の男性3人と白黒の車両が停まっていた。

停められるやろか・・・
心臓は早鐘のように打つ。
こっちを向いているような・・・・・・・どくどく・・・手に汗・・

おいでおいでをされることもなく無事通過。
ふ〜・・・タスカリマシタ・・・

免許を取って30年近くになるが、違反など
ただの一度もしたことがない。(ほんまかな〜?)
こんなことで免停になどなってたまりますか!

今まで以上に(?)交通法規を遵守し安全運転を心がけようと誓った一瞬でした。(^〜^;)




杉の湯から10分弱、下多古(しもたこ)のバス停を右折、下多古林道に入る。
集落を抜け、更に10分ほど登ったところが登山口。

ネットレポで見た登山口の広場は入口で通行止めになっていた。
ヘリの集材所になっているためらしい。路肩に駐車。




広場手前に駐車
あ〜、あれが作業小屋ですね



作業小屋のに登山口のプレートがありますが、
今日はここから登りません

琵琶の滝遊歩道の途中の登山口から登り、こちらに下りてきましょう。
どちらもかなりの急坂らしいですが、向こうの方がキツイらしいです。

キツイところは登りに使います。
弱った膝には急下降は厳しいものがありますからね。

正面の階段が琵琶の滝遊歩道の入口です。




●下多古林道駐車地 標高690mぐらい (10:45)●

さて・・と出発!
今日は勿論ストック2本だ(^^)v

すぐ左に流れを見ながらしばらく行くが、道は次第に谷から遠ざかり、
尾根を乗り越すところで・・右折のようだ。


向こうの木の根元に「琵琶の滝遊歩道」の標識があった。




そこから5分も歩かないうちに登山口が見つかった。


●琵琶の滝遊歩道途中の登山口 (11:00)●

標識はありませんがテープがあり、上に道が延びている。



琵琶の滝はこのまま真っ直ぐ。
もう11時なのでちょっと焦るけれど、とりあえず滝を見に行くことに。

場合によっては、滝だけ見て帰る・・って手もあるし・・・(^^ゞ。


吊橋を渡り・・


4,5分登ると、次第に水音が大きくなり、向こうに東屋が見えてきた。







●琵琶の滝展望東屋 (11:15)●

見上げると・・




想像した以上に迫力のある滝だった。
落差50メートル、上下2段に分かれている。
東屋は滝のかなり手前下にあるので、実際よりずっと落差があるように感じられる。
すぐその上がもう稜線・・のような気さえする。
この時季、水量もかなり多い。


ちなみに、更に上には中ノ滝(落差35メートル)があるらしい。
琵琶の滝の右岸を高巻きして踏み跡程度の道があるらしい。



●琵琶の滝 途中登山口 (11:25)●


先ほどの登山口まで引き返し、さあ、大所山へ!

え?!やっぱり行くの?!
問いかける自分もいるが、だいたいの時間を逆算すると・・遅くても4時には下山できると判断。

日が長いこの時季だからこそできることですね。
杉林の斜面を折り返しながら登ること10分余り、大きな尾根に乗っかり、そこから尾根芯を直登。
30分ほどで尾根の中だるみになると、右手樹間より展望が開ける。、

空腹に耐えかねて途中で買った柿の葉寿司をつまむ。
美味しい〜(^O^)v





すぐに尾根が痩せてくる。
岩壁が行く手を遮っている。

あ〜、あの岩の左の急斜面を登るようです。
キツそうですねー!

でも、大丈夫。ちゃんとトラロープが付いていました。

ちなみに、ロープや鎖は信用するな!
・・と昔言われたのが染み付いているせいかあまり使わないのですが、ここはやっぱり使うべきでした。

少し離れた左の斜面を登ったのですが、往生しました(^^ゞ
岩場の上に出ると、左に自然林の緩やかな斜面が広がっていました。


尾根の右斜面は鋭くキレ落ちています。
5分も登ると、またしても5メートルほどの大岩が尾根を塞いでいます。
左右どちらも5メートルほど先にテープがあるけれど・・どちらかな?


とりあえず岩の側に寄ると、陰になったところに梯子状の木が立てかけてありました。
ロープもあります。






岩を乗り越すとシャクナゲの群生地。
花はとうに終わっているのか、落花した花びらさえ見えませんでした。

杉や桧の曲がりくねった古木とシャクナゲの間を縫って歩きにくい道が続きます。

木の根をくぐったりまたいだりしますが、ちゃんと踏み跡ははっきり付いています。

一箇所、倒木が道を塞いでいるところがありました。逆コースを辿ると、右の緩やかな斜面に降りてしまいそうな所です。
逆コースをとる時は注意です。


尚も同じような尾根上の道が続きます。
右の木立の間から下が見えています。


まるで緑の海です。

尾根が広く緩やかになって、



尾根は大きく広がり、ブナに囲まれた緩やかな斜面を登ると・・





●稜線分岐 (12:55)●


稜線の分岐に出ました。

ここで右折、山頂はもうすぐ。


木の間隠れに山頂が見える。


いったん少し鞍部まで下り登り返し。
この辺りから山頂まで、右斜面は見事なブナの林が続いています。







ヤマツツジ・・もう色褪せていました




稜線分岐から10分ほど、登山口から2時間ちょっとで緑のブナに囲まれた山頂に着いた。

●大所山 山頂 (13:05)●


ブナに囲まれた山頂・・・展望はない





木の間よりすぐ下に下多古林道が見える。
4,5メートル下ると山上ヶ岳が覗いていた。



登山口広場のすぐ先が見えている様子


山上ヶ岳


落葉した頃には五番関方面も少しは望めるのかもしれない。
滴る緑に囲まれ、静寂に包まれた山頂・・。






●下山開始 (13:30)●



山頂から稜線を北東に下る。
5分も下らない内に植林の中に入ってしまった。
・・がすぐに左手に気持ちの良さそうなブナ林。
ちょっとしたコブを越え腰をかがめないと歩けないような桧の幼木のトンネルをくぐる。

下り口はそろそろか・・。
見落とさないように慎重に進む。


林が途切れ、南から東へ展望が開けた場所に出た。
白鬚岳の端正な山容が正面に、振り返ると山上ヶ岳が。

下り口はそこからほんの1,2分だった。

●稜線分岐(13:40)●


親切な標識

「15歩先、右側」と書かれていた通り、
15歩右に行くと、視界の開けた場所。そこから右に道が下っていた。
登りに使った尾根もすぐそこに見える。



端正な白鬚岳

山上ヶ岳も

更に20メートルほど下ると、展望の開けた岩頭があった。
辿ってきたルートが一望の下に見えるというのも嬉しいものだ。
しばし目でルートを辿る。



さて、下ります。
桧の幼木の急斜面をジグザグに下る下る。
密に植林された林の中はほとんど陽が射さず薄暗く、展望も全くなし。
ここは登りには使いたくない。





下に水場が見えてきた。
岩から水が流れ落ちて、そこから5,6メートルのホースが引いてあった。




休憩するほど歩いていないので更に下る。
辺りは手入れされた立派な植林帯になる。


ガクウツギが林のあちこちで白い花を咲かせていた。




下山路の途中途中にはこんな標識も見られる。
こちらがポピュラーな登山コースのようだ。



登山道から作業道に出る。
すぐに右の登山道に入る。
(登山者は作業道を通行しないように、登山口の広場に注意書きがありました)


程なく駐車地前の広場が下に見えてきた。




山頂から1時間ちょっとの下りだった。


作業小屋左手の登山口・・ここに下りてきました

●駐車地 (14:35)




ずっと気になっていたのに、先延ばしにしてきた大所山。
1時間ちょっと車を走らせほんの半日を費やしただけで、たっぷりと山を味わわせてもらった気分。
嬉しい山だった。





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