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▲銚子からイブネを望む・・右に雨乞岳
●↓以下しばらくイブネに登ることになったいきさつなど、ぐだぐだ・・・● もちろん、ショートカットできますとも、もちろん!( ̄〜 ̄*)
●林道岩ヶ谷線分岐 駐車地 出発(8:47)●
●ショートカット・・・ここまで● というわけで、イブネ・クラシに向けて千草街道を杉峠へと向かうチー隊に加わったワタシ・・(^〜^;)。 「へ?これじゃあ、何が何だか分からへん〜・・・」 とおっしゃる方はこちら⇒やり直しコース いやあ、至れり尽くせりですねぇ・・( ̄〜 ̄;)
奥ノ畑谷出合を過ぎて少し先に、ドーム型の小屋と案内板が見えてきた。 ●蓮如上人旧跡 (10:01〜10:13)● ここでやっと休憩・・させてもらえました・・(^▽^;)>゛ ・・が、まだ杉峠まで65分と案内板。 先は長い!! この小屋は、ここ最近作られたらしい。 中に炭窯の跡。 小屋の後ろには簡易トイレも作られてあった。 「浄土真宗中興の祖、蓮如上人が近江を布教後、 天台宗比叡山の宗徒に追われこの付近にあった窯跡に隠れられ難を逃れた」と案内板
これは帰途撮影したものなんですが、ね、見事でしょう! でも、この先もっとすごい木が待ち構えていたんです(^O^)v
あれま、こんなところで!!(^〜^;) 約350メートルにわたってミズナラ・カエデ・クマシデなどの古木並木が続いている 次から次へ見所満載!! あ〜、でも、まだ杉峠は遠い!(>_<;) 明治3,40年代まで鉱山があったらしいですね。 今は、崩れた石垣が往時を物語るだけ・・。 更に並木は続きます。 10:38 10:42 10:45 雪がだんだん深くなります。 時にはズボッ!!と踏み抜くことも・・・。 ●一反ぼうそう (11:05〜11:10)● おお!!先ほどの大シデより、更にすごい!ミズナラの大木らしいです。 枝を広げている広さが一反ほどあるということから、地元ではこう呼ばれているらしい ま〜、またしても・・・(;´_`)・・・お元気ですねぇ・・・・(^^ゞ 11:26 谷は次第に狭まり、傾斜も急になってきました。 大きく二股に分かれた先で谷を渡渉。 またしても↓こんな小屋(休憩所) 30メートルほど離れたところに簡易トイレも作られていました。 11:36 ここから大きく左折。 杉峠への最後10分の登り。 急傾斜の斜面をサイドでステップを切りながら慎重に登ります。 ●杉峠 (11:47)● 登山口から3時間。やっと辿り着きました。 その名のとおり、杉の古木が・・・ちょっと、しょぼい・・? 11:47 右手の雨乞岳への斜面を登っていく男性の姿がちらっと見えました。 正面には国見・御在所岳が姿を現しました さて、まだまだ先は長いんですね〜、これが・・・。 左折。杉峠ノ頭に向けて、明るい南斜面を登ります。 眩い南斜面を緩やかに。 右手にイブネが見えてきました(^-^)v ・・が、高度差はそれほどでもなさそうですが、まだまだかなり距離があります。 登るほどに・・・杉峠を隔てて雨乞岳がせりあがってきます。 こんな面白い木がいっぱい!!雪のせいでしょうか? 振り返ると・・・ 雨乞岳がすぐ側にどっしり聳えていました! うわーーー!!すごいですね、この迫力! もう、もう、このすごい角度から雨乞岳を見られただけで来た甲斐がありましたv(^O^)v 満足です! 十分です!! ・・んじゃ、今日はここまで・・・ってことで・・・え?だめ? 西には綿向山が青空の下、横たわっています。 山頂のケルンも視認できました。 広々とした雪原から潅木の中に入り、5分程で杉峠ノ頭。 ●杉峠ノ頭 (12:07)● 杉峠ノ頭 この辺り、緩んだ雪を踏み抜く回数が半端じゃなくなってきました(T〜T) ズボッ!! あれーー!! きゃーー!! うわっ!! けど、何故か、チーさんはスタスタと・・・なんで?('〜') 杉峠ノ頭から200メートルほど広い稜線を北に行き、東に佐目峠への枝尾根を下るんですが、 この下り口を見つけるのがちょっと難しいらしい。 慎重に地図とコンパスで進行方向を確認されるチーさん。 すみませんね〜・・行く付いて行くだけなもんで・・(^^ゞ すぐ向こうに、佐目峠からイブネへの尾根が見える。 しばらくして・・・下り口がありました。 アゲンギョウはすぐそこ(この付近)らしいですが、確認せず。 木立の中を緩やかにどどど・・と下ります やはり、 ズボッ!! あれーー!! きゃーー!! うわっ!! けたたましい悲鳴をあげつつ・・・。 あ・・・鎌ヶ岳も見えてきましたよ〜
●佐目峠 (14:46)● チ 「これ、お尻岩って言うねん」 ル 「え?ほんま?」 チ 「へへ・・うそ・・」 気が向けば、ON ポインタ ここを一登りであこがれのイブネ・・・ お〜、もう一息!! ・・・と思ったら・・・ニセピーク(><) も一つ上でした 踏み抜く回数もますますひどく・・・ ズボッ!! あれーー!! きゃーー!! うわっ!! もうええ・・イテッ!\(-_-) ワタシ、力尽きました・・・もう、ここで満足です・・ が、振り返ると・・ す、素晴らしいーー!! あれ!すぐそこに何やら標識が・・・今度こそほんまモンのイブネ! 佐目峠から20分ほどの登りでした。 あれ?チーさんも喜びの余り空中浮遊ヽ(^Д^*)/ ●イブネ山頂 標高1160m (12:55〜13:25)● やっと辿り着きました。 初めてその名を耳にしてから、5年。 長い道のりでした。 目の前に広がる絶景。 南には・・ 向こうに見える山々の山頂から、幾度このだだっ広い台地を眺めたことか。 東には、霞んでいますが遠く伊勢湾も。 北には まるで、一服の絵のようです。 画像ではよく分からないのですが、左手遠くに琵琶湖とその向こうに白い比良山系。 馬酔木の茂みを背に、南の展望を眺めつつ昼食。 ・・・を始めようとしたその時・・ 突然、後の茂みから声が聞こえ、いきなり現れた3人。 わーー!! 「ジオンと山歩記」のジオンさんと友人のくぼちゃん、クロオさんでした。 ジオンさんとは丁度1年前明神平あしび山荘泊でやっとお目にかかることができました。 それ以来です! 1週間後にはまたあしび山荘をご一緒する予定。 こんなところでお目にかかれるなんて・・・。 ちなみに彼女たちは三重県側の朝明から中峠を越え、クラシへ直登の尾根を登ってこられたとか。 三重県側から入山するにしても滋賀県側からにしても、やはりここは遠いですね。 感激の対面に興奮冷めやらず、しばし撮影タイム ひとしきり集合写真を取り終えたところで、チーさん、 「あ、こんなもん、持ってるねんけど・・・」と、取り出したぴかぴかの三脚。値札付き(^〜^;) で、改めて集合写真です。 去り行く3人 伸びきったカップ麺をそそくさと流し込み、さて、私らも出発です。 これからイブネ北端→クラシ→銚子→イブネ(ココ)と周遊するらしい。 時刻は既に1時半近く。ちょっと焦ります。 まずはイブネ北端へ、10分で到着。 正面に釈迦ヶ岳がどっしり横たわっています。 北端から左折。緩やかな北斜面を駆け下り、右に(東に)7,8分。 シャクナゲの生い茂る尾根を100メートルほどでクラシ山頂。 この辺り、先頭を行くチーさんはもう小走り(;^_^A 走るチーさん ●クラシ 標高1154m (14:40)● 山頂は、やっぱりシャクナゲに囲まれ座る場所もないほどの狭いところ。 またしても、シャクナゲ尾根を戻ります。 やっぱり走るチーさん↓(右端)・・(;^_^A もう、春ですね〜。 今冬は鈴鹿も例年にない小雪らしいです。 この付近の地形が、なかなか面白い。 左手の窪地は、一見台地に囲まれた巨大なドリーネのように思えたのですが、次第に谷の様相を呈してきました。 銚子へは広い尾根を20分ほど。 向こうにイブネ ここからイブネに向かって直進します。 いったん沢に下り渡渉。登り返すことになります。 イブネ山頂から、広大な台地を三角形に歩くことになるわけです。 沢への下降地点を慎重に見極めながら・・どうにか渡渉
●イブネ (14:26)● 1時間弱でイブネに戻ってきました。 もう一度眺めを満喫してから下山です。 時刻は2時半。ちょっと急がないといけませんね。 休憩もそこそこに往路を引き返します。 雨乞岳を正面に仰ぎながら・・ 一応・・・お付き合い・・(^〜^;) 50分ほどで ●杉峠 (15:13)● フジキリ谷斜面を慎重に下り・・ 蓮如上人旧跡上の大シデで小休止し、再び長い林道を延々と歩き、駐車地に戻ってきたのが ● 駐車地 (17:20)● でした。 駐車地には、どこに行かれたのか、まだ1台残っていました。 お二人とまたの山を約束して、心地好い疲労感に浸りつつ帰途についたのでした。
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