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▲北ノ頭から鎌ヶ岳
さて、出発です。 ●椿会館横駐車場 出発 (11:20)● ▲椿大神社 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀っているらしい。 神社の背後の高山(入道ヶ岳のこと)と短山(ひきやま)椿ヶ岳を天然の社としているとか。 (パンフレットより) かなり大きな神社です。 ▲あの辺りが山頂かしらん・・ 拝殿の横からキャンプ場への車道をだらだら登って行きます。 (二本松尾根が見えている) この辺りでは案内標識がなかったので、念のため神社の方に道を聞きました。 10分ほどで北尾根登山口のある、愛宕社の鳥居に到着。 ▲愛宕社 北尾根登山口
階段の両側には献木された椿が愛宕社まで続きます
▲1から10までの通報ポイント 杉林の中、緩急を繰り返し登山口から30分で鉄塔に着きました。 やっと視界が開け、山頂が見えました。 山頂の草の斜面がはるかに見上げる高さ 鉄塔から更に木の根の登りは続きます。 ↓こんな 登りが続くんですが・・・。 面白い!! あ、そうだ・・・迷岳の飯盛山コースも似たような感じだった・・。 あ、でも、あちらの方がもっとすごかったですけど・・。 などと思い出しながら、尚も登る登る・・・。 こういう登りは、キライではないのです(^-^)v。 2度ほどアップダウンがあり、尚も登ると・・・ 木の間隠れに山頂がちらちらと・・。 が、やっぱりぐぐっと聳えています。 登山口から1時間で斜面にへばりつくように建てられた避難小屋着。 中にはベンチだけ。 田舎のバス停の待合所という感じの小さな小屋です。 北尾根避難小屋 とりあえず、もう少し高度を稼いでから休憩することにして、更に登る。 今日は気温もかなり高いようで、汗が滴り落ちます。 小屋から上は明るい自然林が広がり、振り返れば樹間越しに黄砂に霞む麓の町並みが見え隠れ。 左手に見上げる山頂東斜面の笹原が少しずつ迫ってきます。 明るい林・・幾分傾斜は緩やかになる かなりひどい黄砂ですね〜 ふと見上げると、林の中を下山してくる単独男性。今日出会った最初の登山者です。 (で、今日最後の登山者でした。) 井戸谷を登られたらしいですが、コースのことなど少しお聞きしました。 山頂東斜面の笹原が少しずつ目の高さになってくる
馬酔木の林に入っていきます 馬酔木のトンネルを5分もくぐると・・・ 明るい笹原に飛び出しました。 まるで日本庭園のようです! 折りしも馬酔木が咲き始め すぐ先で、いきなり・・と言った感じで 鎌ヶ岳が顔を出しました! 右には御在所岳。 もうこの時点で満足度100パーセントです(⌒▽⌒)/ まるで、借景に鎌ヶ岳と御在所岳を抱く、日本庭園のような完成された眺めに驚き! ポイント9 山頂方向に展望が開けます 山頂の鳥居が見えますが・・・人の姿は見えません 更に馬酔木のトンネルをくぐり10分弱で宮妻峡への分岐に着きました。 それにしても、この馬酔木の群落は見事としか言いようがないと思うのですが・・。 もちろん、自生ですよね・・・。 宮妻峡分岐 分岐から2,3分で北ノ頭に到着。 登山口から丁度2時間でした。 ●北ノ頭 (13:30〜13:35)● 入道ヶ岳は鈴鹿の主稜線(県境尾根)から東にそれた支尾根上にあるのですが、 ここからイワクラ尾根通しに県境尾根に至ります。 登りの途中かなり暑く、Tシャツ一枚になっていたのですが、 さすがにここは南側から風が吹き付けていました。 慌てて上着を着込みます。 だだっ広い山頂がすぐそこに見えています。 北ノ頭から山頂を望む・・・広い斜面を馬酔木が覆っています 少し下ると・・・ 井戸谷コースへの分岐。 左手に見えているのは登ってきた北尾根です。 ・・で、一登りで山頂に着きました。 ●入道ヶ岳山頂 (13:40〜14:15)● 登山口から2時間10分。 時間の割には、すごく『登った!!』という満足感があります。 登山道の面白さも、眺めも一級です! 黄砂で霞んでいるのは、仕方ないですね。 向こうの笹原は北ノ頭 南の眺め・・多分・・・間違っていたらご指摘ください(;^_^A ここから眺めるあの山々も、標高は低いもののなかなか面白そうです! 南鈴鹿、なかなか侮れませんね〜 麓の四日市、鈴鹿方面はやはり霞んでいますので、画像はありません。 無人の山頂でのんびり昼寝・・・したいところですが、 帰りのことを考えると、そうのんびりもできず。 煮込みうどんの準備もしていったのですが、結局パンとコーヒーで簡単に遅い昼食を済ませ下山することにしました。 二本松コース下り口 山頂からはこれまた気持ちのよい笹原の斜面を下ります。 鈴鹿市方面 すっきり晴れ渡っていれば、それはもう素晴らしいでしょうね! 山頂東斜面の向こうに北尾根と雲母峰(きららみね) 山頂を振り返る 調子よく5分も下ると樹林帯に入り、ここから展望はなくなります。 このコースも北尾根と同じく通報ポイントが設けられています。 ロープを使うほどではないのですが、 やはりこちらも結構な急坂です。 雨の後など、ズルズル滑りそうですね。 ぐんぐん下り、30分弱で二本松避難小屋。 北尾根のそれよりは新しいようです。 真新しい木の椅子でした 小屋から2,3分、山頂から30分で滝ヶ谷の分岐に着きました。 昭文社の地図では滝ヶ谷分岐まで下りのコースタイム1時間になっていますが、 実際その半分くらいです。 左折し、植林帯をどんどん下り30分弱で二本松コースの登山口。 更に10分ほど林道を歩き、山頂から丁度1時間ぐらいで朝の登山口に戻ってきました。 下りはちょっとあっけなかったですね・・・(^〜^;) ●椿会館横駐車場 到着 (15:30)● 麓から山頂を望む
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