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              経ヶ岳   〜展望の尾根歩き〜

●福井県大野市 標高:1625m
●山行日:2010年10月17日  晴れ
●コース:林道法恩寺線登山口からピストン


▲山頂から白山を望む

ずっと登りたいと思いつつ登りそびれていた山。
福井県の最高峰だという。

前日、平瀬道より白山をピストンして、かなり疲れた。
三ノ峰や白山釈迦岳のピストンも考えたけれど、同じ山に二日続けてっていうのもなんだかねぇ・・。
っていうより、次回の縦走用に残しておきたい。
・・ってことで、白山を隔てて反対側の山、経ヶ岳に登ることにした。

紅葉にはまだ少し早かったけれど、好展望の登山道。
山頂直下の激登り。
なかなか面白い山登りを味わった。
 6:50 林道登山口
 7:50〜 8:00 保月山
 8:40 杓子岳
 9:00〜 9:15 中岳
 9:25 切窓
10:00〜11:10 経ヶ岳山頂
13:15 登山口


前夜、六呂師高原スキー場の駐車場まで登ろうかとも思ったけれど、
夜間トイレが使えるか確認していなかった。
仮眠場所を探してうろうろするが、
JR大野駅前でタクシーの運転手さんに聞き駅前の『市民・観光客用の駐車場』で車中泊。
無料。清潔な駅のトイレが使える。


夜が明けてから、六呂師高原へ登る途中の
『広域基幹林道法恩寺線』の標識を目印に林道を登ること20分余りで、大野盆地が一望のもとの登山口に着いた。。
冬場はこの林道は閉鎖されるので、六呂師高原からここまで1時間余り歩かないといけない。




▲登山口の駐車場

なにわナンバーが1台停まっているだけいるだけだった。。





眼下に大野盆地。正面に荒島岳が聳える。


6:50 林道を50メートルほど下った登山口をスタート。
ここで標高910mぐらい。





最初少しだけ植林帯の中を登った後は、ずっと自然林が続く。
次第にブナも姿を見せ始める。





寄り添って立つ二本の木が、ぴったり合体してしまっているのだった。





傾斜を増す登り。
この辺り、後十日もすれば目が覚めるような色彩に彩られるのだろう。


7:50  登山口から丁度1時間で保月山に到着。
木立に囲まれた小さな広場。
木の間隠れに山頂方面が望めるのみ。





保月山山頂  標高1273m

登山口から標高差360mほど稼いだことになる。
が、山頂までの道のりはまだまだ遠い。


次のピーク杓子岳へは少し下ってから登り返し。
より一層傾斜がきつくなった。
しばらく行くと、展望の開けた露岩のやせ尾根に出る。
溶岩が冷えて固まったごつごつしたこぶ状の岩だ。








中央に小さく見えるのが経ヶ岳の山頂らしい。





梯子、滑りやすい熊笹の急坂が続く。


8:40  杓子岳山頂着。

保月山からここまで距離は短いのにコースタイムは1時間20分だったので、かなり覚悟していたけれど、
案外あっさり40分ほどで展望の開けた杓子岳の山頂に登りついた。





杓子岳山頂

大野盆地、荒島岳、雲海に覆われた九頭竜湖、
そして正面には経ヶ岳が屏風のように横たわっていた。





雲海の九頭竜湖  右:荒島岳

正面に経ヶ岳




左の中岳まではなだらかな笹原の道。
風は心地よく歌でも口ずさみたくなるような軽快な稜線散策。
経ヶ岳山頂はまだずっと先、だけれど・・。


笹の中にも色づき始めた葉
そこかしこにリンドウ





火口原の上にどっしり聳える経ヶ岳。なかなかの貫録
火口原の木々が色づく頃や、冬景色も素晴らしいとか。


9:00  中岳到着





中岳山頂

休憩していると山頂から単独青年がやってきた。
今日初めて出会う登山者。
未明から登られたのかと思って聞いてみると、
昨日経ヶ岳から赤兎山を目指したけれど藪がひどく、道も定かでなくなりビバーク。
今朝下山してきたという。

明け方はかなり冷え込んだと思うのだけど、若いっていうのはいいね〜。
おまけに、登山口まで原付で来たのだとか。

そういえば今朝、林道の途中の唐谷コースの入り口に原付が停まっていた。
ちなみに、唐谷コースは経ヶ岳直下の切窓までストレートに谷筋を登るコースだけれど、
かなり荒れていたらしい。


鞍部の切窓まではちょっと下る。
正面に山頂への道が急角度でせりあがっているのが見える。






9:25  切窓

いよいよ最後の急登が始まる。





笹原の滑りやすい道。





ぐんぐん高度を稼いでいく。

 



振り返れば中岳が真下になり・・

熊笹に囲まれた山頂に飛び出した。





正面に白山と別山。

10:00 経ヶ岳山頂(南峰)着。

男性が一人、アンテナを立てて無線交信をされていた。
360度遮るもののない展望が広がっている。
昨日あの山に反対側から登っていたんだ・・。

出来れば北峰まで足を延ばしてみたいと思っていたので、とりあえず偵察にと熊笹の縦走路に分け入る。
背丈以上の熊笹をかき分けかき分け、2,3分で熊笹の中に埋もれた経ヶ岳の三角点を見つけた。
ジャングルのような熊笹の中を更に2,3分進むと、北に展望が広がった。






北峰まで行きたいのは山々だけど、ここまでのほんの5分ばかりの熊笹との格闘でそんな気持ちは吹き飛んだ。
それに、結構下って登り返すみたいだし・・。


南峰に戻り昼食に。
無線交信をされている方以外、人気のない山頂。
紅葉にはまだ早いもののこの上天気。こんなものなのか・・。

コンビニのおでん・春雨ヌードル・おにぎりにパン。
それに果物いろいろ。
風のほとんどないぽかぽか日の当たる山頂で周囲の山々を眺めながらの豪華ランチ。

・・の間に、一人二人と登山者が登ってきて、いつの間にか賑やかに。
やっぱりね。何といってもこの眺めですもんね・・。










火口原を見下ろす。



▲中央に荒島岳

1年半前の3月半ば、あの荒島岳の雪に覆われた山頂に立った日のことが昨日のように思える。
あれからほどなく体調を崩し、山歩きはおろか日常生活もままならない日々を過ごした。

今も完全とは言えないけれど、こうやって再び山を歩いているなんて・・。

登山者が来ては去っていく山頂で結局1時間以上時を過ごし、
やっと重い腰を上げたのでした。









13:15 登山口着


今回も前の荒島岳の時と同じ六呂師高原のトロン温浴で汗を流す。
前日の平瀬道からの白山。そして今日の経ヶ岳。心に残る二つの山の余韻に浸りながら
帰途に就いたのでした。









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