ルネのきままなアトリエ
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〜信州スノートレッキング三昧3泊4日(得々プラン) 第1日目〜


長野県伊那市 1955m
 2007年2月22日(木) 
晴れ


▲山頂からの八ヶ岳連峰
●入笠山(にゅうがさやま)●

長野県伊那市(旧富士見町)の西から東にかけて位置する入笠山地の主峰入笠山。
山頂からは360度の展望が広がる。深田久弥の「日本百名山」のうち22座見ることができるらしい。

四季折々可憐な花々が楽しめる花の山としても知られている。

コース 広域地図   コース地図
10:22 ゴンドラ山頂駅
10:45 入笠湿原山彦荘
10:56 マナスル山荘
11:25〜11:57 山頂
12:40 ゴンドラ山頂駅



職場の都合で、2週間の休暇が出来た。
2週間もあればどこでも行ける。オーストラリア、ニュージーランドのトレッキング、冬のスイスやカナダもいいかもしれない。今年は北半球どことも暖冬らしいから、パリで芸術鑑賞もいいかも・・・といろいろ想いをめぐらした。
・・が、そこではたと気がついた。肝心のお金がない。ついでに言えばパスポートもない。海外旅行には無縁のルネオバである。

あるのは徒に長い2週間という時間だけ。
が、念のために言っておくと、ルネオバはれっきとした主婦だ。普段家族が足かせになって自由に行動できない・・じゃなくって(汗)、普段サボっている分、家族5人が健康で快適な家庭生活を営むためにこの2週間をしっかり捧げるのが筋道だろう・・。
・・が、それが出来ないのが、悲しい性(さが)というものなのだ。(何のこっちゃ・・┐( -_-)┌)

ラッキーなことに、相方も○十年の勤続のご褒美とかで休みが取れることになった。4日。(・・と言っても、実際4日の休みなんて取れるはずがないが・・。そんなことすれば、「もう、永遠にお休みしていいからね・・」なんてことになりかねないからね・・)

たまたま木金と都合がつき、土日も入れて4日。

さて、肝心の行き先。ま、お天気と相談して決めることにして、とりあえず白樺湖畔に格安ホテルを2泊確保。後1泊は流動的に。

さあ!!
信州スノートレッキング三昧3泊4日(得々プラン)に出発ーーー!!





初日、朝4時に自宅出発。星が美しく瞬いている。天気予報では晴れ。
今日はとりあえず入笠山を目指す。(本当はこんな良い天気なら、北八ヶ岳の横岳に・・と思ったが、ネットで調べると生憎ロープウェイの定期点検で運休)


入笠山。名前だけは知っていた。南アルプスの連なりの北に位置する山。
山頂からの360度の大パノラマと、高層湿原の四季折々に咲き乱れる花の山として知られている。確か、花の百名山にも選ばれていた。

無雪期は山頂近くまで車で登ることができる。
冬は富士見パノラマリゾートのゴンドラで上り、スノーシュートレッキングが楽しめる。

リンクしていただいている「風花的日常」の風花さんが昨年「ワハハの大快晴」の日にトレッキングされているのを読み、いつか登ってみたいと思っていた。





中ア空木岳辺り?


中央尖がり・・宝剣岳 千畳敷も・・
いつものごとく、名阪国道から東名阪、名古屋高速を通り、小牧JCから中央高速に。
中津川手前から恵那山が灰色のシルエットとなりどっしりと横たわっている。

富士見台に登ったのは丁度一年前やったな〜。あの日も快晴やった・・。・・などと思い出しながら、恵那山トンネルをくぐりしばらく走ると・・右手に南アルプスの連なりが逆光の中に浮かび上がる・・。



おお・・と、思う間もなく、左に真っ白い山が。中央アルプスだ。
うう・・美しい・・。

「・・入笠山止めて、千畳敷うろうろ歩かへん・・?」

いつものことながら、その場の咄嗟の思いつきで相方に提案するが、いつものことながら即、却下されてしまった。 はいはい('〜')

塩尻JCから中央高速を東京方面へ。間もなく左下に諏訪湖が見えてくる。そして、その向こうに八ヶ岳が姿を現す。
うう・・美しい・・。

諏訪南ICから富士見パノラマリゾートまではほんの5分、すぐだった。

平日とあって、やはり車は少ない。路面に雪は全くないけれど、ゲレンデは滑走できるようだった。
インフォメーションにてゴンドラチケット購入。往復1600円なり。

ゴンドラからは目の前に八ヶ岳。編笠山から蓼科山まで、ずら〜っと遮るものなく見える。その横に霧ヶ峰。
・・す、すごい・・。
赤岳、阿弥陀岳の三角錐がひときわ目を惹く。

上るにつれて、あ、富士山。そして、南アの甲斐駒ケ岳が姿を現す。


うう・・ワタクシ、もう何も思い残すことはございません・・今は。(いつも同じ台詞だ。おまけにまだ歩き始めてもいない・・・┐( -_-)┌)


富士見パノラマリゾー


●山頂駅出発(10:22)●


山頂駅より・・目の前に八ヶ岳


早速スノーシューを着け、山頂駅の裏側の林道に入る。
すぐに両側に電波塔。真っ直ぐ林道を進んでも入笠湿原を通り山頂へ行けるようだけれど、左に「すずらん群生地・入笠湿原」の標識あり。そちらの方へ入っていく。




電波塔を左に



林の中をしばらく進むと、下に一面雪に覆われた湿原が見えてきた。
雪の斜面をぐぐっと下る。
湿原のはずれの山彦荘前に出た。ひっそりと静まり返っているけれど、中に電灯がついており、人がいる様子だった。



湿原に下る。左寄りに山彦荘が見える。
向こうの円い山頂は大沢山(1870m)



入笠湿原
山彦荘前の案内板
いずれもクリックで大


白樺の木肌も美しい湿原


山彦荘の前から林道と平行して左側に遊歩道があるようだけれど、そのまま林道を進む。




左:遊歩道入口

しばらく行くと、左に富士見からの林道と合流。
そして、すぐ先がマナスル山荘が建つ御所平峠だった。
この小屋のネーミングがなんだかいい感じだ。この平坦な山頂部のどこを見てもマナスルの雰囲気は感じられないけれど、なんや、気概みたいなもんが感じられたりして・・・。(・・何のこっちゃ・・(^▽^;)>゛)

事前にネットで調べた時に、ここの黄粉餅と蕎麦がとても美味しいと書かれていた。黄粉餅、お値段700円。が、貧乏山行の私たちにその余裕はない。いずれ宝くじでも当てた日には、ここに黄粉餅を食べに来よう。それこそ、たらふく・・。

・・などとぼんやり考えてると、すぐ前が入笠山の登山口だった。トイレもある。無雪期はここまで車で来れる。

マナスル山荘

ここから入笠山の登りが始まる。
雪の斜面を小気味よく登る。左手の木のない斜面はかつてゲレンデだったとか風花さんのレポに書いてあったっけ?

(以前は入笠スキー場とかで、ロープトウなども設置されていたらしいです。夏は一面の花畑になるのだとか)

左に八ヶ岳がまた見えてきた スノーシューには丁度良い雪質

10分余り登ると、トレースが二手に分かれている。
右に進むと岩場があるらしく、左は岩場迂回コースとの標識。どんな岩場かちょっと興味があるけれど、安全を期して左に。

左の岩場迂回コースへ


ここから潅木の中少し息を切らす登りがあり、茂みが途切れて空が広がると山頂だった。


●入笠山山頂 1955m(11:25〜11:57)●


風のほとんどない山頂には、男性が二人いるだけだった。
朝より幾分雲が広がり霞んできているけれど、期待通りの素晴らしい眺め・・。


目の前には広大な裾野を広げた八ヶ岳が伸びやかに連なっている。




山頂から八ヶ岳を望む (クリックで大)

八ヶ岳の左手には、霧ヶ峰から美ヶ原、そして北アの白馬三山から槍穂高までが遠くに連なっている。(写真では分かりづらいですが・・)



遠く北アルプス(写真ではぼやけてますね・・) 中央:大キレットが・・



御嶽山


更に乗鞍、御嶽、中アと、霞んではいるけれど名だたる名峰が周りをずらっと取り囲んでいる。



南西の方角に中央アルプス


南には、間近に南アの鳳凰三山と甲斐駒ケ岳のピラミダルな山容。
登りついた直後は見えていた仙丈ケ岳は雲に隠れてしまった。富士山も。


ひとしきり展望を楽しんだ後、記念撮影。

もう昼ご飯にしてもいい時間だけれど、ちょっとあっけない登りでまだお腹が空いていない。
いつもは空いていようがいまいがお構いなしに、一日中口を動かし続けているルネオバだけど、こんな素晴らしい景色の中では、お腹も心もすっきり贅肉が取れたような気分になる。(あくまでも気分だけです(;^_^A)

コンロを出すのも面倒。とりあえずパンとお茶で小休止。(・・ま、コンロを出してもカップ麺ですが・・(^▽^;)>゛)


こんな景色の中じゃ、食いモンはいらんよ
・・と言いつつ、何時までも食べ続けるルネオバであった
クリックで大 甲斐駒ケ岳をバックに
今年こそ登るぞーー!!(・・多分・・)


そうこうしている間に、白馬や御岳は雲に隠れてしまった。
少し風も出てくる。
先着の二人の男性は近くの方なのか、知り合いらしく、偶然山頂で出くわしたようだった。
いいよな〜、こんなすごい山に囲まれて暮らせるなんて・・。



●下山開始(11:57)●

下りは来た道を戻る。
ゲレンデのような斜面は、新雪のところを選び雪を蹴散らしてザクザクと一気に下っていく。
爽快!



雪を蹴散らして・・


雪の斜面を駆け下りていると、尾根の登山路を登っていく二人連れが手を振ってきた。
「イェ〜イ!!」
こちらも大きく手を振り応える。
山の中では、時には行き交う人が皆友達だ。(・・あくまでも、「時には」だけど・・(^▽^;)>゛)
同じ大自然の素晴らしさを共有する仲間としての一体感。

ココロが解放されるんだよね〜〜
いいよな〜、やっぱり山・・って・・\(^○^)/


・・などと、完全に酔いしれながら、雪の斜面をよろよろずり落ちていくルネオバでした。




イェ〜イ!!
(やたら手を挙げたがる人だ・・)




あっという間にマナスル山荘から入笠湿原に



振り返れば湿原の向こうに入笠山山頂が・・


●山頂駅(12:40)●

ゴンドラ山頂駅に戻ってきたのが12時40分。
ゲレンデはまだ下から上ってくるスキーヤーやスノーボーダーで賑わっていた。

が、長いことスキーとは無縁のオジサンオバサンにとっては無用の場所。
とっとと下りることにする。


ゴンドラ山頂駅から甲斐駒ケ岳
八ヶ岳めがけて降りていく



車に戻ってきたのが1時過ぎ。
引き続いて、出かけた
霧ヶ峰車山(1925m)のスノートレッキングレポこちら





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