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ルネのきままなアトリエ
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●画像が重くて、とびきり時間がかかります。歌でも歌ってしばしお待ちを・・・(;^_^A)

八ヶ岳



赤岳展望荘より赤岳を仰ぐ
赤岳:2899m(長野県茅野市)
横岳:2829m(長野県茅野市)
硫黄岳:2760m(長野県南佐久郡)
2006年10月
8日 美濃戸(赤岳山荘P)〜行者小屋〜赤岳展望小屋〜
(日) 〜赤岳〜赤岳展望荘(泊)
9日 赤岳展望荘〜横岳〜硫黄岳山荘〜
(月) 〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜美濃戸 

1日目・・・初冬の山。
2日目・・・秋色に染まる山麓。真っ白に雪を頂く北ア、御岳、中ア、南ア、富士山、奥秩父・・・。素晴らしい展望を満喫しつつ稜線を行く。

期せずして二日間で二つの季節を同時に味わうという贅沢な山歩きだった。


●なんで八ヶ岳やねん●←クリック
ま、どうでもいいんですが・・・あまり大したこと書いてませんので・・(^▽^;)>゛



―1日目― 10月 8日(日) 曇り後晴れ 強風


コース 広域地図      コース地図
 6:46 赤岳山荘P
 6:53〜 7:04 美濃戸山荘
 9:07〜10:10 行者小屋
11:48〜11:57 地蔵の頭
12:01〜12:45 赤岳展望荘
13:32〜14:19 赤岳(2899m)・頂上山荘
14:42 赤岳展望荘(泊)



前夜9時、自宅出発。名阪国道、東名阪、名古屋高速、中央自動車道を走り、諏訪南ICで下りる。八ヶ岳山荘がある美濃戸口に着いた時には夜中の1時を回っていた。

夜半にもかかわらず山荘前は街灯が点り、人の気配がする。
山荘の前から左の未舗装の林道に入る。

美濃戸の駐車場が満車の時は、ここに車止めが置いてあると事前の問い合わせで聞いていた。
車止めがないところを見ると、入れるみたい。良かった。
美濃戸まで林道を歩けば1時間かかる。

「林道が整備されて走りやすくなりました」とネットで調べた時に書いてあったけれど、なんのなんの。は〜、この林道、大変だった。
歩いて通った時には、気がつかなかった・・・('〜')
何度か車の腹をこすりそうになりながら、真っ暗な山道をえっちらおっちら走り、美濃戸着。
やっぱり、四駆、欲しい・・。無理なら軽トラでも・・。

手前のやまのこ村の駐車場は満車。
奥の赤岳山荘の駐車場もほぼ満車ながら、数台の空きスペースがあり、こちらの山荘の駐車場の方が整備されていた。

ここで朝まで仮眠。
しばらくして、1台2台と車が上がってきた。
雲の切れ間から、星が覗いている。




朝5時過ぎに目を覚ますと、駐車場は満杯になっていた。路肩の駐車場にもぎっしり。中部、関東方面のナンバーが多い中で、何と後と横も奈良ナンバーだった。

まだ薄暗い中、ヘッドランプを点けて出発していく人たちもいる。
西の方、諏訪方面の空は何となく明るいのに、しっとりと湿った空気。

料金徴収のオジサンがほくほく顔で「えれえ〜こった〜!おらあ、知らね〜ぞ〜!」とかなんとかつぶやきながら忙しく走り回っている。

駐車料金2日分、2000円払う。
ついでに山の上の様子を聞く。
積雪があるようなら、コースを再検討しないといけない。

が、「上と連絡をとっているわけじゃね〜から〜」と、ご存じなかった。

出発準備をしている間にも、続々と登山者が登っていく。
ま、とりあえず、行者小屋まで行ってみるか。

すぐ先の美濃戸山荘で登山届提出。上の様子を聞いてみる。
積雪はないものの、気温マイナス2度。登山道は凍っている。天気が回復しそうなので、ゆっくり歩けばそのうち融けるでしょう、とのこと。

山荘のすぐ先で、南沢と北沢に別れる。
南沢から行者小屋へのルートをとる。
 
赤岳山荘P
美濃戸山荘

その向こうで南沢に入る


行者小屋まではコースタイム2時間。
沢にかかる橋を右岸から左岸、左岸から右岸と何度も渡り、薄暗い樹林帯の中を緩やかに登る。

進むほどに、空気はますます湿り気を帯びてくる。
樹間から垣間見える西の空は青空なのに・・・。

歩き始めの頃は回りに人影がなかったけれど、1時間過ぎた辺りから、前にも後にも登山者の列。


朽ちかけた橋も・・・
賑やかだ

道は沢を離れしばらく高度を稼いでいく。空はどんより曇っている。

この辺り、標高2000mぐらいか。
色鮮やかな紅葉を期待していたけれど、まだちょっと早かったみたい。

広々とした川原のようなところに出ると、東が見通せる。と言っても、林の向こうは白くガスっているだけ。

この辺りから、下山してくる登山者に出会う。
何組かの人に上の様子を聞いてみると、 中腹から上は霧氷で真っ白とのこと。

皆さん昨夜行者小屋に泊まり、登頂を断念して引き返してきた人たちばかりだった。
昨日は大変な荒れ模様で、様子を見る登山者で小屋はスシ詰め状態だったらしい。
ぞろぞろ登っていく
東は真っ白


程なく行者小屋着。
小屋の前も横も、人人人。
皆一様に山を見上げている。

中腹から真っ白に霧氷を被った山の斜面。
上の方はガスに隠れて見えない。

さあ、どうする!

行者小屋にて
恨めしそうに見上げる 小屋の天気情報

とりあえず、ベンチで腹ごしらえしながら様子を見る。

そうこうしているうちに、時折、山を覆っていたガスがさあっと動き、稜線がちらっと姿を現すようになってきた。その上は真っ青な空。
「うわー!!」というどよめきが広がる。
が、すぐにガスに隠れてしまう。
ガスの切れ間から、急傾斜の文三郎尾根を登っていく登山者の姿も見える。

小屋で待つこと1時間。青空の見える回数が多くなってきた。

登るか!
でも、赤岳には登れるかどうか・・・。
で、コース変更。

中岳のコルから阿弥陀岳に寄り赤岳へのつもりだったが、地蔵尾根から展望荘に登り、様子を見ることにする。
尾根上部に鎖場と梯子があるけれど、無理なら引き返せばよい。

で、小屋に地蔵尾根の様子を聞きにいく。

応対してくれた若いオニイサン、
「地蔵尾根?全然、問題ないっすよ〜」

え?そんなにあっさり言い切っていいの?
積雪はありますか?
「全然ないっす」

道、凍っていません?
「あー、朝早くだったら凍ってたみたいですけど〜、歩いてるところは、もう、融けてるっす」

う〜ん、ホントかな・・・?
半信半疑ながら、身支度を整えて行者小屋を後にする。

ガスの切れ間から青空も・・・



ぐんぐん登る

登り始めてすぐ、若い男女が下りてきた。様子を聞く。
上部、鎖も梯子も霧氷が着いて、カチカチに凍っているとのこと。他の登山者に冬山経験者でないと無理と言われ戻ってきたという。

「けど、霧氷はすごくキレイでしたよ。」

う〜ん、霧氷を見るだけでもいいか。
時間はたっぷりある。引き返すつもりで、ゆっくりゆっくり登っていく。


30分ほど登ると、頭にバラバラと何かが落ちてくる。見ると、1センチぐらいの長さの氷のかけら。

あ、雹・・・。

と、一瞬思ったけれど、それは風に吹き飛ばされた霧氷のかけらだった。



諏訪方面は晴れ



透き通った霧氷のかけら

途中、下山してくる人に手当たり次第山の状況を聞く。

地蔵尾根の氷はかなり融けてきているらしいが、稜線はとても立っていられないくらいの強風が吹き荒れているとのこと。

昨日、荒天の中展望荘まで登った人も、赤岳登頂は諦めて下りてきたらしい。

3人の男性は、昨日行者小屋で引き止められながらも赤岳に登ったと言っていた。頂上小屋、宿泊者は6人だったらしい。
強風と、凍りついた岩場を赤岳から下りてきたけれど、この風では今日は赤岳は無理でしょうとおっしゃる。

次第に傾斜がきつくなる・・・鎖場


ガスの切れ間から、中岳から阿弥陀岳の稜線が見える・・・阿弥陀岳山頂のガスは晴れない


霧氷越しに北(赤岩の頭)を見る

若い単独の男性は、今朝、地蔵尾根を登って展望荘から引き返してきたとのこと。
地蔵尾根の梯子や鎖は、朝はガチガチに凍っていたらしいけれど、かなり融けてきているという。

上がるにつれて、次第に中岳辺りのガスが晴れてきた。

北の硫黄岳近くの赤岩の頭も見える。
その下に赤岳鉱泉の屋根も見える。


赤岳西斜面から中岳への稜線

霧氷を踏みながら慎重に登る 梯子は融けていた


次第にガスが高くなり、先ほどまで見えなかった阿弥陀岳の山頂が姿を現した。
中腹がまだしっかり紅葉しないうちに、霧氷が下りてしまった様子。



阿弥陀岳が姿を現す

久しぶりにドラ○もんに出会った!
元気だった?


見上げれば真っ白な斜面。
岩肌にびっしりと霧氷が張り付いている。これはもう、冬だ。

上がるほどに風がきつくなる。

岩の斜面を覆う霧氷

左手、ガスの途切れ目から、横岳のごつごつした稜線が見える。
その西斜面の三角錐の岩峰は、大同心と小同心。
迫力ある眺めだ。

中央:大同心と小同心    右:横岳

ガスの中の大同心(左)と小同心(右)

行者小屋より1時間半、右上の稜線上に赤岳展望荘が見えてきた。
赤岳山頂部は相変わらずガスっている。
地蔵の頭まではもうすぐ。



下は秋の山・・・行者小屋と赤岳鉱泉 上は・・冬山

稜線に近づくにつれて、風は益々強くなる。
時折、立っていられないような風が吹き付けてくるが、耐風姿勢をとりストックで体を支える。登り下りの膝への負担軽減のみならず、ここでもストックは大活躍。

かなりの風 その上が地蔵の頭・・・あと一息


小屋が見えて7,8分で地蔵の頭に着いた。

地蔵の頭にて
お地蔵様の顔にも・・・ 標識にも・・・

東斜面のハイマツにもびっしり霧氷が付いている。
その下は、秋色に染まる八ヶ岳山麓。
秋色の高原が広がる・・・溜息の出るような眺め

地蔵の頭から横岳を見る  

横岳をバックに、満面の笑みのオジサンとオバサン


地蔵の頭でひとしきり眺めを楽しみ、写真撮影。
ありゃりゃりゃ・・・もうバッテリーが点滅している。何と早いこと!

とりあえず展望荘へ稜線を辿る。5分とかからず展望荘着。
展望荘は、雪祭りの雪像のように、霧氷で真っ白だった。
東斜面からものすごい風が吹き付けている。


稜線を5分で展望荘 雪像のような赤岳展望荘・・・向こう赤岳

12時、展望荘着。
ここから見上げる赤岳は、相変わらず氷の岩山だった。

小屋の中は、ストーブが焚かれ10人余りの登山者が暖をとっていた。
小屋の受付は1時から。


緊張していたせいか、相方の高山病のことをすっかり忘れていた。
今回も携帯酸素(2本も!)と食べる酸素を持ってきた。(ま、どちらも気休め・・というウワサもあるが、無いよりまし・・か(^_^;))
幸いなことに、今のところ症状は出ていない。

だいたい、今までだって、3000mを越えても、大丈夫な時もある。ホントに、気まぐれな高山病ほど始末に終えないものはない。

・・・って、いやいや、ご無事で何よりです(^▽^;)>゛。


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