●なんで八ヶ岳やねん●



7日、出発の直前に飛び込んできた北アでの遭難のニュース。
白馬と穂高で、吹雪のため行動不能になった登山者からの救助要請。既に死亡された方もいると言う。



仕事の予定が変わり、8日9日と連休になった。相方も珍しく休み。
もう一度だけ、今年最後の信州方面遠征に出かけたい。そう思っていた矢先のチャンス。
でも、2日ではコースは限られる。
それに、今年は例年になく紅葉が遅いとは聞くけれど、10月初めのこの時期、3000m級の山ではいつ雪が降ってもおかしくない。

いったん雪が降れば、もう私なんぞ太刀打ちできる世界ではなくなる。そんな山を歩く技術も体力も経験も持ち合わせていない。
ま、最初の雪はすぐに融けてしまうとは聞いているけれど、やはり、怖い。

う〜ん、涸沢ぐらいなら紅葉を楽しめるかも・・・などとも思ったけれど・・・8日か・・・。
微妙やな・・・。

私の頭の中では、10月の第一週7日ぐらいを境に、それ以降は北アは危険・・・というイメージがある。8日では既に10月初旬ではなく中旬・・・と思うからかな・・?

で、決めたのが八ヶ岳。
勿論、八ヶ岳も標高は北アと同じくらい。厳しい高山であることに変わりはないけれど、気持ち、とっつきやすい。
稜線からエスケープするにしても、北アに比べると距離が短い・・・ように思える。(いい加減ですので、行かれる方はきちんと調べてくださいね)

こういうわけで、過去八ヶ岳に登ったのはいずれも秋ばかり。(・・・って、たいして登ってませんが・・(;^_^A)
一度は高山植物咲き乱れる夏の時期に訪れてみたいけれど、夏はやっぱり北の方に足が向く。

秋の北八ヶ岳も捨てがたいけれど、落葉松の黄葉にはちょっと早いみたいなので、南部に。
美濃戸口から入り阿弥陀岳、赤岳から硫黄岳の周回コースに決める。核心部を回るゴールデンコースだ!

一週間前に山の様子を聞きがてら小屋を予約。
相方の高山病発症の場合を考え、個室奮発。
この時点で、既に赤岳頂上山荘は個室満室だった。

は〜、やっぱり八ツは人気あるからな〜。東京からもすぐやし・・・。
すごい人混みを覚悟しといた方がいいかも・・・。



・・・で、出発直前の遭難のニュース。
台風から変わった猛烈な低気圧が予想より動きが遅く、天気は大荒れ。
八ヶ岳はどうなんやろ・・・。

ま、行くだけ行ってみて、駄目なら他に転進。
なんせ、信州方面、山は山ほどある・・・。


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