(補足) 水分を補給するときは、冷たいほうが、熱いものよりも、飲んだ後、胃から腸へ移動するまでの時間が短くなります。水分は、胃ではなく、腸で吸収されます。腸から吸収された水分が腸の毛細血管を通って脳の渇き中枢(医学的には、渇中枢(かつちゅうすう)という)に届くと渇きがいえ、潤ったという感覚を持ちます。そのため、冷たいほうが熱いものより速く渇きをいやすことができます。
よって、運動中や日射病などの予防には、冷たい飲物が良いと言えます。 しかし、冷たい飲物は胃腸を刺激して下痢を起こしやすくなります。熱いものは胃から腸へ徐々に送られるため、腸にかかる負担が少なくなります。よって、胃腸に優しいのは熱い飲み物のほうであると言えます。(以上NHK「ためしてガッテン」ホームページより
ぼちぼちあるき リストに戻る ⇒山域別リスト