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ルネのきままなアトリエ
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●画像重し!まあ、ちょっと待ってやろうかい・・・という広い心の方・・・そう、あなた、感謝m(_ _)m●



燕岳:2763m  大天井岳:2922m  常念岳:2857m  蝶ヶ岳:2664m  



―2日目― 8月29日(火) 曇り時々晴れ


コース 広域地図  コース
 6:05 大天荘
 8:05〜 8:37 常念小屋
 9:47 三股分岐
 9:58〜10:18 常念岳山頂(2857m)
11:11〜11:21 鞍部
12:50〜13:05 蝶槍登り途中
13:25〜13:45 蝶槍山頂
13:56 横尾分岐
14:38 蝶ヶ岳ヒュッテ(蝶ヶ岳 2664m)



4時過ぎ起床。
3時頃だったか、星が瞬き夜空に槍の穂先が見えていた。・・・が、今は小屋の周りをガスが立ち込めている。

今日も長丁場。蝶ヶ岳ヒュッテまでコースタイム8時間程。
常念岳小屋まで3時間。そこから更に4時間50分。常念岳小屋に泊まるには中途半端だし、そこを過ぎれば蝶ヶ岳まで行くしかない。

朝食をお弁当にしてもらい早立ちする手もあるけれど、やはり朝食には温かい物をしっかり食べたい。

心配していた相方の高山病も、携帯酸素と食べる酸素の効果かどうかは分からないけれど、今のところ大丈夫みたい。

立ち込めていたガスも、朝食の時間までには上がり、雲の合間から時折陽も射すようになってきた。そんなに悪いお天気でもなさそうだ。
しっかり腹ごしらえをし、同宿の人たちに別れを告げ6時出発。

小屋前のサイト地 朝ごはんも丁寧でした!  いざ出発!・・明るくなってきた

南へと連なる緩やかな稜線の上に、常念岳が大きな三角形の山容を見せている。
その隣に遥か遠く蝶ヶ岳が見える。
・・・遠い!!


  ・・・槍穂は?・・・・→→ →→・・・やっぱり雲に覆われている


振り返る・・・大天井岳と大天荘 左:東天井岳

出発した時には槍穂の上空に青空が覗いていたのに、40分も歩かないうちに稜線は厚い雲に覆われてしまった。

どんよりと雲が垂れ込めて・・・
真ん中に横たわる稜線は槍ヶ岳への縦走路、西岳付近

ちょっとした起伏はあるけれど、道は常念岳小屋に向かって緩やかに下っていく。
が、結構距離が長い。これが逆コースだと、大天井岳に向かって延々と長い登りが続くことになる。そりゃ、疲れるはずだわ〜。

花の終わったチングルマの花柱

チングルマは花じゃなくて、らしいですね。
幹(茎)が3ミリの太さになるまで30年かかるらしいです。木ですから、冬もこのままでこの上に雪が降り積もります。


東天井岳のトラバース
花畑を抜け、ハイマツの海に突入

「露払いお願いします」
小屋を出る時に北九州の例のご夫婦から声を掛けられたけれど、本当にそうなってしまった。
斜面を埋め尽くすハイマツ。東天井岳のトラバースは、まさにハイマツの大海原を泳ぐようなものだった。横通岳の手前に来る頃には、朝露でズボンはずぶ濡れになってしまった。

オマケに、ガスの粒子が粗くなって今にも雨に変わりそうな気配。まだまだ行程は長いので、今濡れるわけにはいかない。蒸れるのを覚悟で雨具を着ける。
横通岳への登り手前

横通岳も東天井岳と同じく、ピークは踏まずに西側を巻く。
大きな岩がゴロゴロの石畳の道。

横通岳を巻く・・・常念岳が迫ってきます


常念岳の大きな山塊が次第に迫ってくる。
そして、眼下の樹林帯の中に常念小屋の赤い屋根が見えてきた。結構下る。・・・もったいない・・・。

あ〜、ここから橋でも架かっていたええのに・・。
・・・などと口走ってしまってから、はたと気がついた。
「山を歩く」と言うのはこういうことなのだ・・・と。登りも下りも嫌なら山に来なければ良い。それでも山が見たければ、ヘリコプターでもチャーターして山頂まで運んでもらえばいい。

・・・と、そこまで考えて・・・あ、それもいいかも・・・でも、そんなお金ないしぃ・・・。
・・・などと、どこまでも軟弱な母さんなのでした(^〜^;)



常念小屋を見下ろす

8時過ぎ、木立に包まれた常念小屋着。
3時間のコースタイムを2時間で歩いている。本当は、下りはゆっくり、が膝にはいいけれど、長い行程を考えるとやはり飛ばしてしまう。

常念小屋

常念小屋の前で大休止。
これからの登りに備えて、ブドウ糖、アミノバイタルのジェルなど、手っ取り早くエネルギーになるものを口に放り込む。

これから常念岳まで標高差391メートルを一気に登る。
よし、山頂まで1時間。ワンピッチや・・・と出発したけれど・・・。


岩だらけの登り(下部)

常念小屋から山頂までは、岩がゴロゴロの道をペンキマークを頼りにひたすら登る。

岩の間を何かが走り回っている。オコジョだった。足元までやってきて首をかしげてこちらを見上げる。カメラを構えると素早く岩の隙間に逃げていく。岩の上をぴょんぴょん跳び回りまたしても側にやってくる。
今度こそ・・・と、ピントを合わせている間に走り去る。何度も何度も同じことを繰り返す。

昨夜小屋で一緒だった人たちも、ここで人懐っこいオコジョを見たと言っていたけれど、コイツかな?
オコジョに付き合っている間に、相方の姿は岩角に隠れて見えなくなってしまった。先を急ごう。



次第に傾斜が増す・・・ひたすら登る

登ること1時間、大きな岩峰の山頂に到着。・・・と書きたかったけれど、後一息というところで、エネルギーが切れてしまった。
少し傾斜の緩くなったところで小休止。息を整えブドウ糖とアミノバイタル。山頂はすぐ向こうに見えている。

三股への分岐を過ぎ、大きな岩が折り重なる間をぐぐっと這い上がると山頂。
小さな祠と展望盤が岩の上に据え付けられ、男性が2人休憩していた。


大きな岩の間を抜けると・・・


常念岳(2857m)山頂

360度、遮るもののない展望。

北を見れば、朝出発した大天井岳が彼方に見える。その向こうには燕岳も。
東の槍ヶ岳から穂高にかけての稜線は、残念ながらやはり雲に覆われている。

南には、足元から蝶ヶ岳への縦走路が深く落ち込み、その向こうに蝶ヶ岳のなだらかな稜線が広がっている。


槍穂はやはり雲の中 常念にはプチトマトがよく似合う・・太宰風に・・

山頂でいたのは、30キロはあるだろうザックを担いで、これから槍を経て何と、立山まで縦走されるという若者。(大天井岳から燕岳へのピストンも入れながら・・)

もう一人の鹿児島から来られたという高齢の方は、蝶ヶ岳から燕岳まで自分のペースで無理をせずゆっくりと歩かれるという。
人それぞれに自分のやり方で山を楽しんでいる。

ひとしきり展望を楽しみ腹ごしらえもして、山頂を後にする。後4時間ほどの行程。

延々と続く下り

常念岳から南へは、鞍部まで延々と下る。
これが下からの登りだと、途中ニセピークなんかに騙されて、精神的にも肉体的にもかなりきついものがある。
ここは登りには絶対使いたないわ〜。つくづくそう思いながら、岩屑だらけの道を快調に下っていく。

いつもオジサンのお尻ばかりなので・・・
(むさくるしさに大して違いはない・・・なんて声が聞こえてきそうですが・・・)

まだまだ続く下り・・ まだまだ・・・

まだまだ続きます
・・・珍しくはしゃいでいる・・・・??
高山病の症状か・・( ̄〜 ̄;)



山頂から50分ちょっとで鞍部に下りる。小休止。

蝶槍がまだ遠くに見える。
振り返れば、常念岳が威圧的なまでに聳えている。
今の下りの標高差も、常念小屋から山頂までとだいたい同じ400mくらい。
けど、キツサではこちらに軍配を上げたい。

(常念山脈縦走をお考えの方がいらっしゃったら、参考にしてくださいね。このレポで唯一役に立つ情報かもしれません。)

・・・けど、個人差・・ってありますから・・・ね。
人それぞれ感じ方も違うし。
下りより登りが得意、な方もいらっしゃるでしょうし・・・。
しんどいのが大好き、な方もいらっしゃるでしょうし・・・。

唯一参考になることが、アテにならない・・・とは・・・(^〜^;)



鞍部からの蝶槍
蝶槍・・・あんなに遠い・・

↓画像サービス
いらん・・ちゅうねん・・


画像がたくさんで随分重くなってきたので、続きは次のページにします。

ここでクイズを一つ。

 

とってもためになるクイズ


山に限らずスポーツ全般、水分補給をまめにすることが不可欠ですが、体内に水が一番早く吸収されるのはどの温度でしょう?


1 熱めのお湯(ふ〜ふ〜言いながら飲む)
2 常温
3 冷たい水
4 熱湯(飲めない!


答えは・・・●次のページ● ←ずるっ(^〜^;)




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