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ルネのきままなアトリエ
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   〜三ツ塚北西尾根下山〜 奈良県吉野郡天川村・標高1347m
2008年6月24日(火)  曇り   単独


▲三ツ塚より 左:大日山・稲村ヶ岳  中央:バリゴヤノ頭  右:鉄山・弥山



大峰山系 観音峰へ。
標高は低いけれど、山頂手前の展望台からの眺めは素晴らしい。
おまけにこの時季、お目当ての花を求めて登山者が急増する。

週末に久しぶりに山の仲間との山行を控えて、足慣らしに登ってきました。
法力峠回りで下山するつもりが、途中で変更。
三ツ塚から北西尾根を下りました。

コース      コース地図 
11:05
観音峰登山口P
12:00〜12:20 観音峰展望台
12:45 観音峰山頂
13:10〜13:30 三ツ塚
14:40 洞川温泉バス停
⇒バスで観音峰登山口へ


3日前に山友達の落王さんや法香さんが登っている。
雨のため、お目当ての花はほとんど蕾を固く閉じていたらしいが、それでも一輪だけ咲いているのを見ることができたらしい。

今日はどうだろう。
天気予報は午前中晴れだったけれど、時おり薄日は射すものの空全体を雲が覆っている。

天川村川合を左折、洞川方面へ。
虻トンネルを出てすぐの観音峰登山口駐車場には、平日にも関わらず10台ほどの車が停まっていた。



●観音峰登山口(11:05)●


登山口の吊橋

11時5分出発。

湿度は結構高いようで、おまけに植林帯の登りは風も通らず、歩きだすと間もなく汗が吹き出す。


5分程で観音の水。
更に10分ほどで第1展望台。
残念ながら弥山方面は、中腹から雲に覆われていた。


登山道のあちこちに満開のウツギ


コアジサイ



緑が眩しい神社跡
登山口から40分弱で神社跡に到着。
今日はトレーニングが目的なので休憩なしで更に登る。

すぐ上の岩屋も今日はパス。
観音峰展望台の手前の階段の両脇で・・咲いていた!
朝方まで雨が残っていたのか、花びらに水滴が光っている。
しばし魅入る。

展望台から賑やかな声が聞こえ5,6人の登山者の姿が見える。

今日は展望はほぼ諦めていたが・・

眺めは一級・・観音峰展望台



●観音峰展望台(12;00〜12:20)●

雲が次第に上がっていく・・。





稲村ヶ岳の山頂付近の雲も次第に晴れようとしている。
先日やっと登った鉄山も姿を現した。
弥山は・・・もう少し雲が残っているけれど・・・。

数えてみると観音峰にはこれで6度目。
自宅から登山口まで1時間ちょっとで来れる便利さと、展望台からの眺めの素晴らしさ、大した登りもなく比較的短い時間で登れるので足慣らしには丁度手頃な山だ。


双門の滝も見えます。


周囲は険しい岩壁にガードされてる
ここから見てもすごい!!


何度も何度もカメラのシャッターを切り、眺めを満喫し、
可憐な花もそっと見に行く。

このままピストンでも一向に構わないけれど、トレーニングとしてはもう少し歩いた方が良さそう。

で、観音峰山頂に向かうことにする。
法力峠に周回しても良いし、山頂から戻ってきても良い。

ちょっと寄り道して、ジキタリスを見に行く。



ウツギとジキタリス


このジキタリス(狐の手袋・フォックスグローブ)ヨーロッパ原産らしいのですが、
花壇でよく見かける花だ。それがなぜこんなところに繁殖しているのか、ちょっと不思議。
他の山のレポでも、台高の縦走路付近に群生しているのを読んだことがある。

ちなみに、これは薬草として強心作用・利尿薬に利用されるらしいけれど、草全体が非常に強い毒素を持っているというからご用心。




ジキタリスの向こうにバリゴヤノ頭 サワフタギ?



山頂へは尾根通しに登る。
樹木に遮られてほとんど展望はないけれど、途中右に展望が開け、稲村ヶ岳と大日山を望むことができる。


山頂への斜面の登りで下山してきた7,8人の女性グループに出会う。


尾根の左は植林帯、右は自然林の境界を少し登ると向こうに山頂が見えてきた。


植林と自然林の境界を行く




●観音峰山頂(12:45)●





足慣らしに手頃な山、とは言うものの、実はここの山頂は余り好きではない。
いつ来ても薄暗くひっそりと静まり返っている。
後の植林帯は仕方ないとして、前の自然林も冬でもほとんど展望はない。
初めて登ったのが雪の時で独りだったので、その時の印象が頭に強くこびりついて余計そう感じるのかもしれない。

結構独りで山をうろうろするので、怖いものなんか何にもない!!
・・と思われがちだけれど、その実、山で怖いものはお化け!だったりする(^〜^;)

あと、下界で怖いものはもちろん饅頭お金だ・・(°O゜)☆\(^^;) バキ!





展望台から20分余り。
もう少し歩いても良いかも・・。
この先法力峠を回ってもほとんど展望はなく、ちょっと退屈な道だけど・・。

写真だけ撮って法力峠への道を辿る。
相変わらず植林帯と自然林の境界上を行きます。




なかなか見事な木も所々にあります

小さなコブを二つほど越えると植林帯の中に入り、木立の中の三ツ塚のプレートが見えてきた。
ここもやっぱり林の中の薄暗いところだ。



●三ツ塚山頂(13:10〜13:30)●




山頂のすぐ側、東に展望が開けた場所で昼食にする。

弥山の雲もすっかり上がり、大きな山の全体が姿を現している。
先日登ったクロモジ尾が、展望台で眺めたよりも更に近くにある。
ここからだと、尾根を歩く人の姿まで見つけられそうだ。




左の伐採された尾根:クロモジ尾



稲村ヶ岳 クロモジ尾
先日辿ったルートをずっと目で追ってみるのも面白い!




食事中にふと思い出した。
以前どこかのレポで、この辺りから直接洞川の集落に下っていたのを読んだような・・。

ほとんど記憶に残っていないが、その時も
へ〜、そんなルートをとれるんや〜
と、地図で確かめた記憶がある。

地図を見ると・・どうやら三ツ塚山頂から北西に緩やかに伸びている尾根のようだ。

法力峠を回ると2時間。
退屈な道をだらだらと歩かないといけない。
こちらはどれくらい時間がかかるか分からないけれど、もし行き詰っても引き返す時間の余裕はある。

思い立ったら即実行に移したい厄介な性格。
ルートの様子を見て、行けそうなら北西尾根を下ることにした。







少し先の分岐で北西尾根に足を踏み入れる。
植林された尾根が緩やかに下っている。
よくよく目を凝らすと、杉の落ち葉の上に足跡の痕跡のようなものもあるけれど、道とは言いがたい。

が、テープがほどほどに残されて方向を指し示している。
・・と言っても、このテープが洞川への下山路を示しているという確証はないけれど・・。

よし、行ってみよう!


露岩
きょろきょろ辺りを見回しながらテープに忠実に尾根を下る。
杉の落ち葉はあるものの、下草はほとんど生えておらずブッシュに苦労することもなかった。

が、道ではないので地面が柔らかく、先日来の雨でいささか滑る。
湿った木の根も滑りやすい。

磁石と高度計で確認しながら、尾根通しにどんどん下る。
二つほど小さなコブを越え、向こうに日が射して明るい露岩が見えてきた。

その手前でテープがぷつんと途切れた。
露岩を越えていくのか、それとも右斜面を下るのか、ちょっと迷う。

概してこういう岩の所は、踏み跡が分かり難く苦労することが多い。
50メートルほど歩きづらい岩の上を行き、やっとテープを見つけた。
まだ尾根芯を忠実に下るらしい。

洞川の家並がすぐそこ
左は自然林の急斜面、右は緩やかな杉の植林帯の間をぐんぐん下る。
いつの間にか杉の幹越しに明るく洞川の家並みが垣間見えていた。
こんなに近かったのかと驚くほどすぐ下に見える。

忘れた頃に現われるテープに従って尾根芯を外れ、右寄りに広い斜面を真っ直ぐ下る。杉の落ち葉の下はたっぷり水を含んだ柔らかい粘土質の土。
滑ることこの上ない。
足を置いた途端、バナナの皮を踏んだようにズルーー!!と滑り、けたたましく尻餅をついてしまった。

想像していた尾根の末端の激下りもなく、最後は仕事道をジグザグに下り集落の上の墓地の横に出た。
そこから舗装道路、畑の畦道と民家の間を通り3,4分で洞川派出所の前に飛び出した。

通りでいた人が、とんでもないところからぬっと現われたけったいな山オバを見て怪訝な顔をしている。
露岩で少し時間を食ったにもかかわらず、三ツ塚から1時間ちょっとの下山だった。

●洞川温泉バス停(14:40)●

幸いなことに、14:55発の大淀バスセンター行きのバスに乗車。
15時過ぎに観音峰登山口に戻ってきた。




お天気もまずまず、お目当ての可憐な花にも出会えた。
予定外のコースを歩いてしまったけれど、初めてのコースを歩くワクワク感は何物にも代えがたい。
山はやっぱり面白い!


ちなみに、今回は事前の下調べもなく勢いで歩いてしまったけれど、こんなことはまずありませんので念のため・・(^〜^;)。


※2006年5月25日のすっきり晴れ渡った日の観音峰も
よろしければごらん下さい。

レポ⇒こちら





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