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     薊岳・明神平・伊勢辻山周回

●台高山系 
●山行日:2011年4月17日  晴れ  単独
●コース:大又―薊岳―明神平―伊勢辻山―大又




二か月前、、大又から薊岳をめざし、途中で引き返した。
もう少し雪が締まってから同じコースで山頂を目指したいと思っていたけれど、なかなか機会を掴めなかった。

もう雪は無さそうだけど、とりあえず山頂まで繋げたいと登ったのですが・・。

 8:05 大又和佐羅滝登山口
 9:45〜 9:55 大鏡池
10:45〜10:55 薊岳
11:45〜11:55 前山
12:05 明神平 あしび山荘
12:20 水無山
12:45 国見山
13:30 赤ゾレ山
13:55〜14:25 伊勢辻山
14:45 三度小屋辻
15:00 二俣(植林小屋崩壊)
16:10 登山口

■コースマップ■






後1時間早く目覚ましをセットしていたけれど、起きられなかった。
7時に家を出、8時、東吉野村大又の和佐羅滝登山口に到着。
橋を渡った路肩に駐車。
橋の手前に1台、橋の向こうの広場に1台車が停まっていた。


8:05  登山口出発。

すぐ上の民家の下で道路が二つに分かれているが、よく見るとコンクリートの側壁に標識がある。

林道を20分で山道に入る。(左画像)

今日もお天気は良さそうだけど、
杉林の中にはなかなか光が射しこまない。

薄暗い杉林の中をトラバース気味に30分ほどで
ちょっとした平坦地に出る。(右画像)

標識には書かれていないけれど、
ここが古池辻(だろう)。

右に5分も登ると尾根に乗る。



ずっとこんな上りが続く。

ほんの二か月前には雪で覆われていた地面も、
こんな植物が生い茂っていた。

(今までもよく見かけたのですが、
名前を調べてみると、ヒカゲノカズラのようです)

9:27 冬道(直登ルート)分岐

右画像の箇所で、前回はこのまま尾根を直登した。
木の幹につかまりながら、
このコースで一番キツイ登りだったけれど、
今日は左の本来の巻き道ルートを行く。
(テープの目印あり)



巻き気味に登る。

9:45〜9:45 大鏡池

すっかり雪が融けている。


ちょっとした水たまり状態の大鏡池。


この大鏡池の辺り、
上りも下りもルートをロストしやすいところみたい。

池はルートから20メートルほど外れたところにあり
そこかしこに踏み跡がある。
池に寄ったら不精しないできちんとコースに戻るのが賢明。




植林の中にブナも姿を見せ始める。



すぐ上が小屋の尾の頭(10:13)

今日は頭のピークをショートカットで左手の鞍部へ行く。
ふと上を見上げると、下山の二人の男性が頭に登っていくところだった。


鞍部からは急に尾根が痩せてくる。
木の間越しに木ノ実ヤ塚が見え始め、正面に薊岳も姿を現す。


▲正面に薊岳




ますます尾根は痩せ、岩岩の登りが始まる。





▲この岩の手前でスノーシューからアイゼンに付け替えた。
この岩も上の6,70センチが出ていただけ。
(画像に マウスを置いてください)




前回怯んだ岩の登り。

積もった雪の上にまた2日前に降ったさらさら雪。
蹴りこんでも蹴りこんでも、雪はさらさら崩れ落ちて、両側の切れ落ちた斜面に落ちていく・・・。

その滑り落ちていく雪の行方を追っていると、背筋がぶるっとしてきて・・。


今こうして見ると、どうってことのない箇所なんですが、
やっぱり、当たり前のことながら、季節が違えば違う山。


10:17 前回引き返した箇所


正面に薊岳。
え!?すぐそこやんか・・・というぐらい近くに見える。

前はもっともっと遠くに見えた・・のに・・
(画像に マウスを置いてください)

前回は、ここまで休憩を入れて、4時間10分もかかった。
今日は何と、2時間10分ほどで登っている。

もちろん、大鏡池からはノートレースでラッセルしながらだったし、
アイゼンを付けたりスノーシューに付け替えたり、またアイゼンに替えたりと、
それなりにごちゃごちゃ時間を食ってしまったのは仕方ないのだけど・・。


後二箇所ほどちょっとした岩峰を乗り越え、雌岳のピークがどれか分からないまま
山頂への最後の登りの手前4、5メートル真っ逆さまに岩を下る箇所があった。

あの時、ここまでは来れても、あの雪の状態でこの下りは私では無理だわ・・
と、もやもやとしていたものが一気に吹っ飛んだ。




木の根を掴みながら最後の登り。
見上げれば女性が一人前を行く。

『どうぞ〜』
『いえ、私もゆっくりなもんで・・』
と言ったものの、やっぱり気持ちが急いて先行させてもらう。


10:45 薊岳 
登山口から2時間半。よく頑張った!
大峰がいつにも増して輝いて見えた。



山頂から大峰

山頂には、可愛いワンちゃんと男性。

「うちの、どの辺歩いてましたか?
なかなか登ってこないもので・・」

さっきの女性、奥さんだったんだ。
この小さいワンちゃん、
岩場も難なく登ってきたらしい。
えらいね〜
風もなく暖かな日差しが降り注ぐ山頂で、
大展望をほしいままにしながら大休止。





大峰 ちょっとアップで・・
釈迦ヶ岳も山頂部がちょこっと首を出しているのがよくわかる。


国見山・水無山
 

伊勢辻山・赤ゾレ山・・・その間から高見山



伊勢辻山・赤ゾレ山 アップで。

パンをほおばりながら、地図を開く。
大又までのあの林道歩きが・・なぁ・・

コースタイムを計算してみる。
明神平下山だと、ここから2時間55分。伊勢辻を回ると5時間35分
倍ほど遠いけれど、距離にはそれほど差はない。

以前、友人のヒロだんながぐるりと周回された時、
「林道を歩くのも、(伊勢辻を)回るのも変わらへんで〜」と言っていた。
その時は、「そんな〜!アップダウンありますやん!」と自分には無縁のことだと思っていたけれど、
実は、昨夜からそれがずっと頭の片隅にこびりついている。


お・ま・け・に、昨秋、大又バス停からヒキウス平・檜塚奥峰をピストンした。
最初は「途中で車が乗せてくれるかも・・」などと密かに期待していたのだけれど、
往復とも、ものの見事にただの一台も停まってくれる車はなかった
行きも帰りも十台近く通り過ぎて行ったのに・・・。

で、後からガイドブックで、歩いた距離が22キロ以上もあったことを改めて知る。
かなり疲れたけれど、一番きつかったのが往復の林道歩きだった。

舗装が足に堪えるのに加えて、
以前の自分なら車ですいすいと行ったのに・・という精神的苦痛が一番大きかったように思う。


それに比べると・・・こっちの(周回の)方が短いやん・・
それに、アルプスの縦走だって上って下っての繰り返し。
おまけに標高差はこんな比じゃない。




・・などなど考えているうちに、よし、前山まで行って考えようと決意した。
明神平からの薊のピストンでいつも辛い前山の登り返し。
あそこを登ってから考えよう・・と。

となると、こんな所で(おい!)ぐずぐずしてはいられない。
食べかけのパンを口に押し込んで、ご夫婦に別れを告げて出発。



▲すぐ先の展望地から明神平方面



▲あしび山荘アップで


下から三人グループが登ってこられる。

『ここに熊は出ませんよ〜』
私の熊鈴があまりにもうるさかったのだろうか。
一人の方が笑いながら声をかけてこられた。

ほんまに出ませんか?


さあ、あの明神平目指してGOだ!

●次へ●






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