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ルネのきままなアトリエ
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〜信州スノートレッキング三昧3泊4日(得々プラン) 第1日目〜


長野県伊那市 1925m
 2007年2月22日(木) 
晴れ


▲山頂へ

●車山(くるまやま)●

蓼科山の東に広がるなだらかな高原、霧ヶ峰の最高峰、車山。夏には斜面一面を覆い尽くしニッコウキスゲが咲く。

冬季は、スノーシューやクロスカントリースキーで、なだらかな山稜を巡るいろんなコースが楽しめる。
・・もうちょっと時間があれば・・・な・・。
コース 広域地図  コース
14:40 車山肩
15:07〜15:16 山頂
15:32 車山肩


入笠山から下山し、いったん茅野市に戻り霧ヶ峰白樺湖に向かう。
今日宿泊予定の格安ホテル、信じられない安さだ。・・で、信じられないような廃屋だったらどうしよう・・などと一抹の不安を覚え、まだ時間は早いけれどちょっと偵察に向かう。

白樺湖畔のそのホテルは、値段の割には信じられないくらいすっきりした綺麗で大きな建物だった。まずは一安心。(もっとも、GWやお盆には宿泊費は倍に跳ね上がる)

時間はまだ2時前。今から車山肩まで上れば、車山山頂(1925m)までちょっとしたトレッキングが楽しめる。
おまけに冬季、霧ヶ峰ビーナスラインは無料だ。
これは行くしかない。

一粒で二度美味しい・・じゃなくて(歳が分かる・・)一日で二度スノートレッキングを楽しむ。信州スノートレッキング三昧(得々プラン)のネーミングに恥じない充実した内容だ。
・・って、自分で勝手にネーミングしただけですが・・(^▽^;)>゛


(※ビーナスライン、冬季、八島から和田峠区間は通行止です)



●白樺湖から車山肩へ●

白樺湖から車山高原スキー場を経て車山肩まで、路面に雪は全くなし。
山の斜面も雪が融けところどころ茶色い草が見えているところもある。



路面には雪は全くなし


白樺湖の向こうに蓼科山の三角錐と北八ッのなだらかな山容、南にはまだ薄っすらと南アを眺めつつ、大きくカーブしながら車山肩へとぐんぐん上っていく。

このビーナスライン、今まで幾度となく走っているけれど、冬は今回が初めて。
だいたい冬季、ここが通行できるなんて考えたこともなかった。当然深い雪に閉ざされているとばかり思っていた。

霧ヶ峰自体それほど雪の多いところではないみたいだけれど、今年はまた格段に少ないらしい。


白樺湖の向こうに蓼科山を眺めつつ



車山高原スキー場の手前から車山山頂が見えてきた。
やはり南の斜面は、茶色い山肌を曝け出している部分もある。


夏場はたくさんの車が行きかう道も、車山のスキー場から上はほとんど走っていない。
道沿いのところどころにある展望台も、富士見展望台以外は除雪されていなかった。


車山山頂が見えてきた



●車山肩(14:40)●

ドライブインや売店のある車山肩。もちろん今は閉鎖され静まり返っている。
路肩に2台ほど駐車できるスペースが除雪してあった。1台車が停まっているが、辺りに人影は見えない。

外に出ると、強い風が吹いていた。肌を刺すような冷たい風。
空全体に雲が広がって、遠くの展望は霞んでいる。

山頂まで広い道を行くと45分のコースタイム。かなり迂回して緩やかに登っていくルート。スノーシューやらクロスカントリースキーのトレースがたくさんついている。

が、ここは斜面を真っ直ぐ直登して最短コースを行くことにする。


人気の無い車山肩
スノーシューを着け、歩き始める

吹きさらしの斜面にわずかにスノーシューのトレースが残っていた。
強い風が雪面に美しい模様を作り出している。



山頂への最短距離を登る


右手急斜面の上に張り出した雪屁の下は、出来るだけ離れて足早に通り過ぎる。
急斜面はジグザグ歩行で快調に登る。

7月から8月、斜面を黄色に染めて咲き乱れるニッコウキスゲも、今は雪の下。


風紋が美しい・・



振り返ると・・八島湿原が雪原になってる



●車山山頂(1925m) 15:07〜15:16●

わずか30分ほどで円い巨大な気象レーダーの建物がある車山山頂に到着。

山頂の気象レーダー 登頂記念撮影

レーダーの反対側に回ると、そこはもう車山スキー場のゲレンデトップ。
そう、つまり、リフトに乗れば歩かずして山頂に到達できるという、なんとも便利な・・いや、面白みのないシチュエーションだったりして・・



山頂から美ヶ原方面を見る・・北アは雲に隠れてしまった


蝶々深山(ちょうちょうみやま)の方へ周回したい気分は山々だけど、風も益々強くなってきた。今日のところは来た道を忠実に引き返すことにする。

なんや、ちょこちょこっと山頂まで登ってもう引き返すんかいな・・それやったら、ただのピークハンターや・・って?
何とでも言って頂戴。
ワタシ、もう寒いんですわ。おまけにお腹も空いたし。
とっとと山を下りて、温泉にじゃぼ〜んと浸かりたいんだわ。




おお、天使の階段・・
前を行くのは冴えないオジサンやけど・・




車山肩目指して下りてゆく


ころぼっくるひゅっての側までちょっと偵察。
進入路が除雪してあるから、どなたかいらっしゃるのかな・・?



うしろの林の中に ころぼっくるひゅって


車に戻り、白樺湖畔の宿泊地へ直行・・しません。
せっかくだから、ビーナスラインを更に八島湿原まで様子を見に行くことにする。そこから先は、冬季は通行止め。

霧ヶ峰を過ぎ沢度の手前まで行くと、前方の路面が薄っすら白い。
「あ〜、こりゃ、やばいわ・・」さっさとバックし始める相方。

あんたな〜、何のためにスタッドレス買うたんや・・・あれぐらい行けるやろ・・・と言いたいのをぐっとこらえる。
ま、ええか・・・今日はたっぷり雪も楽しんだことやし・・。


バックで霧ヶ峰まで4,500メートルほど戻り、Uターン。
今宵の宿泊地白樺湖に戻ったのでした。





車山肩の駐車場から2,3分草原に足を踏み入れると、ルネオバの大のお気に入りの「ころぼっくるひゅって」がある。

・・というよりご主人の手塚宗求さんの著書のファン。

「霧ヶ峰なんて、なんやねん・・あんな俗化されたとこなんか・・・」
・・などと思っていた若かりし頃、(もちろん、今も若いが・・)、その認識を変えさせてくれたのが手塚さんの随想集なのだ。

車山の肩に小屋を建てられ、厳しい自然と向き合いながら、この地で一介の小屋番として生きる日々が、車山の美しい自然と共に静かに詩情豊かにしたためられている。

子どもらがまだ小さい頃、毎年ここを訪れて手塚さんの著書や絵葉書を一冊ずつ買い求めるのを楽しみにしていた時期もあった。
何年か前までは、その一冊一冊に毛筆でサインがされてあった。

一度、ご本人と思しき方から直接本を手渡された時があった。
物静かで奥深い目をした素敵な方だった。

「きゃ〜〜、わ、わたし、ファンなんですぅ!!」
ヨン様に群がるオバサマのように思わず声をかけて・・・しまうわけがないわなあ。
いつもながら慎み深いルネオバなのであります。

・・って、・・・その人、まったくの別人やったりして・・・ま、ま、そういうこともよくある話・・(^▽^;)>゛



●ホテルにて●
清潔な室内 窓から白樺湖と蓼科山が 食事はバイキング

もちろん温泉。露天風呂あり。従業員の接客態度もgood!絶対お得やわ〜


●2日目 北横岳へ●   ●3日目 縞枯山へ●   ●3日目 上高地へ●




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