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ルネのきままなアトリエ
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槍ヶ岳:3180m  鷲羽岳:2924,2m  三俣蓮華岳:2841m  双六岳:2860,3m  奥丸山:2439.5m


―1日目―   8月6日(月) 快晴のち曇り

〜新穂高温泉より双六小屋へ〜



▲一日目 鏡池より槍穂を望む

⇒1日目  8月 6日(月) 新穂高温泉〜ワサビ平〜(小池新道)〜鏡平〜双六小屋(泊)
⇒2日目  8月 7日(火) 双六小屋〜三俣山荘〜鷲羽岳〜三俣蓮華岳〜双六岳〜双六小屋(泊)
⇒3日目  8月 8日(水) 双六小屋〜樅沢岳〜(西鎌尾根)〜槍岳山荘〜槍ヶ岳ピストン〜槍岳山荘(泊)
⇒4日目  8月 9日(木) 槍岳山荘〜飛騨乗越〜槍平〜奥丸山ピストン〜新穂高温泉

朝日岳・雪倉岳の余韻が覚めやらぬまま、夏山第2弾。
朝日山行では、心配していた膝の故障もなく、下山後雨飾山にも登ってしまった。

さすがに疲れて帰宅したものの、思ったほど疲れは引きずらなかった。

今回は、相方のたっての希望で(・・ほんまかいな・・)槍ヶ岳に。4度目の槍。
前回登ってから数十年が経っているけれど・・。

一日目は新穂高温泉から小池新道を辿り、鏡平を経て双六小屋を目指した。

コース 広域地図     コース詳細地図
 4:50 新穂高温泉駐車場
 5:00〜 5:05 バスターミナル
 6:10〜 6:15 笠新道分岐
 6:30〜 6:35 ワサビ平小屋
 7:35〜 7:45 秩父沢
 9:05 シシウドガ原
10:00〜10:40 鏡平(昼食)
11:43〜11:53 弓折乗越
12:12〜12:25 花見平
13:10 双六小屋


前日午後3時半、自宅出発。
高速の通勤割引を最大限活用して、飛騨清見まで通常5550円のところ、3120円。
この差、決して侮れない金額だ。

夜10時過ぎ新穂高温泉着。
・・が、登山者用無料駐車場を探して、ちょっとうろうろする。

(新穂高バスセンターの手前のロックシェッドの途中から左に下る。何故か案内標識はない。深山荘の看板が目印。)

トイレがあるとのことだったけれど、なかった。
200台の駐車場はほぼ満杯だった。明日は月曜ですよ、皆さん!お仕事は?

空きに駐車。側に仮眠用テント設営。



このテント装備一式、夏山目前に何を血迷ったか新たに購入したもの。

山費用を少しでも安上がりにするために、テント山行を目論んだのだった。
上手くいけば2年で元が取れる!!

・・・が、現実はそう甘くない。
頭の中では、少々の荷物を担いでもどこまでも天の高みに颯爽と登っていけるような気がしたが・・・(>_<;)
テントを担いで縦走などできるはずもなく、もちろん、今回も小屋泊まり山行だ。
後先を考えず山散財を続けた先に待っているのは、下山後の極貧生活・・(;_x)

けど・・このテント、当分こんな使われ方しかせえへんねやろな〜
・・というより、この先ずっと・・(><;)



空には星がちらほら瞬いている。



●駐車場出発 (4:50)●



未明の空に黒々と山がスカイラインを描いている。
駐車場から川沿いの歩道を10分ほどでバスターミナルに。

(ここのトイレは、お湯も使える。)




バスターミナル


センターの端に登山届ボックスがあるが、今回はネットで事前に登山届を提出しておいた。
(が、ルートの最新情報など重要な事柄が掲示されている場合もあるので、必ずボックスには寄った方が良い。)

バスセンターから橋を渡り、蒲田川左俣の林道に入る。
今回のコースは、ここから双六岳を経て、槍ヶ岳へ。
帰路は槍平から蒲田川右俣を下り、ここに戻ってくるコース。



ニューホタカホテルの先で左岸に渡り返し、すぐ先が一般者通行禁止の車止め。
ワサビ平まで約1時間の林道歩き。




●笠新道分岐(6:10〜6:15)●



ワサビ平手前の笠新道の分岐で小休止。
笠ヶ岳へはここから登るのが最短距離だけれど、かなりの激登で、8時間程かかる。
笠新道に入る登山者を見送り、ワサビ平へ。




●ワサビ平小屋 (6:30〜6:35)●

ワサビ平小屋
前夜ここで宿泊して登られる方も多いみたい。
トイレ借用。100円也。





川に沿って次第に登山道らしく・・ 小池新道入口からしばらく川原の道 少しずつ傾斜を増す登山道


木立が途切れると素晴らしい展望が広がる 右手前方に槍穂が浮かび上がる

秩父沢が見えてきた 秩父沢に架けられた木橋を渡る
高校の登山部のパーティと後になり先になり・・

秩父沢を過ぎイタドリガ原の手前辺りで、今まで調子よく歩いていた相方がペースダウン。

突然
「・・胸が痛い・・」
「・・高山病かもわからん・・」
「肩も痛い・・」

えーー!!
高山病・・って、あんた、まだ標高1800メートルぐらいやんか・・・
こんなところで高山病って・・・大峯より低いやん・・(><;)

けれど、顔面蒼白。しんどそう・・。
携帯酸素を吸入。
私のザックに荷物を移し変え、ザックを軽くする。



直登と巻きながら登る道と
二手に分かれている
携帯酸素を吸入しながらゆっくりと登る



●シシウドガ原 (9:05)●

途中、余りにしんどそうなので、
「・・下山しょうか・・」と声を掛けてみると
「もう少し様子をみる」と言う。

頼りは携帯酸素。




振り返れば素晴らしい展望が広がる


5分歩いては休憩し、更に5分歩いては立ち止まり・・を繰り返し、シシウドガ原を通過。
鏡平はすぐ上に見えている。

今日は鏡平山荘に泊まって様子をみてもいいかな・・と考えながら歩いているうちに、
鏡平の台地の木道に飛び出した。







●鏡平(10:00〜10:40)●

槍がすぐそこに聳える 穂高を映す鏡池

鏡池の向こうには槍穂の大展望が広がっていた。
先程の高校生たちも休憩している。
池の畔で大休止。早めの昼食にする。

嬉しいことに、相方もかなり調子を取り戻した様子で、この分では双六小屋まで行けそうな気配。

以前、ここを下山したことがあったけれど、その時は槍穂は雲の中。湿原と小さな池があったことぐらいしか記憶に残っていない。
が、今日のこの展望は、やはり一見の価値がある!

鏡池から2,3分で鏡平山荘。


鏡平山荘

この鏡平山荘、経営者は双六小屋と同じ。
ほかの山小屋に比べると比較的空いており、なかなか好い小屋だと聞いた。
入口にカキ氷の暖簾がかかっている。
小屋前にもたくさんの登山者が休憩していた。
トイレ借用。100円也。




鏡平から弓折乗越までは1時間ちょっと、ちょっと辛い登りが続く。
・・が、さっきまであれほどしんどそうだった相方。
ウソのように調子を取り戻している。

あれはいったい何やったん?
「1800mから2000mがレッドゾーンか」・・などと冗談も飛び出す。

この辺りからハクサンイチゲを初めとして、高山植物が花盛り。
キヌガサソウ・ウラジロナナカマド、イワカガミ、ヒメイチゲ、シモツケ、コバイケイソウなど。





鏡平を見下ろす



斜面を巻くように登ると稜線は近い・・・弓折中段付近


●弓折乗越(11:43〜11:53)●

少し登りが急になり、鏡平から1時間ほどで弓折乗越に登りついた。
雪渓の側でたくさんの人が休憩している。
左に稜線を辿れば笠ガ岳。

斜面にはハクサンイチゲやシナノキンバイが満開だ。





ハクサンイチゲの向こうに槍ヶ岳







乗越で小休止の後、右に稜線を辿る。
ここから双六小屋までは、コースタイム1時間20分。あと一息。

ひとしきり急な斜面を登り、ハイマツの稜線をしばらく行くとなだらかな広い尾根になる。
向こうに大きな雪田とその向こうに鷲羽岳が意外に近く姿を見せた。




鷲羽岳の左に水晶岳(黒岳)が姿を見せる。



左手斜面は、ハクサンイチゲとシナノキンバイで埋め尽くされている。




●花見平(12:12〜12:25)●





天上の楽園・・かも・・



弓折乗越方面を振り返る




双六小屋が見えてきた。




長々と横たわる槍への稜線


目の前には、明後日辿るはずの樅沢岳から西鎌尾根を経て槍ヶ岳への稜線が、長々と横たわっている。

幾度となくアップダウンを繰り返しながら、槍の先端に突き上がっていく稜線・・。
果たして辿り着けるだろうか?



意外にどっしりと双六岳



●双六小屋(13:10)●

双六小屋が見えてきた辺りから、急に雲が広がり太陽を隠してしまった。
振り返ると、抜戸岳から笠ヶ岳への稜線も、湧き上がってきた厚い雲に覆われている。

双六池とテント場の側を通り、1時10分小屋に到着。
大変な急登はなかったけれど、登山口から13,9キロ。結構な道のりだった。




双六小屋のテント場越しに笠ガ岳を見る。




この小屋、山岳写真家としても有名な小池潜さんとおっしゃる方が経営されている。

宿泊手続きの時、今日は混みそうなので「1畳に2人」と言われたけれど、結局12畳の部屋に8人。
一人一枚の布団でゆったり眠ることが出来た。
食事も、主菜の天ぷらにいろいろな副菜が付き、かなり充実していた。
おまけに食器は瀬戸物。このちょっとした心配りが嬉しい。

また、ご主人は無類のコーヒー好きで、小屋で出されるコーヒーもとても美味しいらしい。
それは明日の楽しみに取っておくことにしよう。

小奇麗な室内 夕食


残念ながら空いっぱいに広がった厚い雲のせいで、美しい夕暮れは見ることができなかったけれど、これ以上贅沢は言うまい。

しっかりストレッチ後、体中にシップを貼り付けて眠りに就いたのでした。
明日の好天を祈りつつ・・。



●2日目 鷲羽岳・三俣蓮華岳・双六岳● 



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